2022年のハワイへの渡航者数は925万人、2019年比の89%で終了

2022年のハワイへの渡航者数は925万人、2019年比の89%で終了

更新日 2023.01.31

ハワイ州政府の発表した統計によると2022年のハワイへの渡航者数は925万人となり、パンデミック前の2019年比で89%のレベルに達した。

最も多かったのはアメリカ国内からの旅行者で776万人となり、2019年比で12.9%増加となった。

一方、ハワイにとって最大の国際マーケットである日本からの渡航者は20万人にとどまり、2019年の150万人から87%減少した。またカナダからの渡航者は40万人で同26%減、日本とカナダ以外の国からの合計は80万人で同37%減となった。母数が大きかっただけに日本からの回復の遅れが目立つ結果となった。

ただし、2022年12月には、アメリカ国内旅行者が減り、国際マーケットが増加する逆転現象が見られた。12月には国際線到着数が増加し、国際マーケットは2019年12月比で8.5%減のレベルまで戻り、年間の数字に貢献した。

ハワイ大学経済研究機構は、2023年第1四半期の日本からの渡航者戻りを2019年比で約50%と予測している。が、円安や燃料サーチャージ、また日本政府の国内旅行促進インセンティブなどの要因もあり、先行きは不透明となっている。


 

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