ハワイ州はアロハタワーのあるホノルル港のピア7(7番埠頭)の再開発のための民間パートナーを公募している。
今回の公募は、アロハタワーに隣接して建つ旧ハワイ・マリタイム・センター(ハワイ海事センター)に、再び博物館を誘致しようというもの。
入札期限は8月8日で、最初の10年間の最低年間賃料が30万ドル、また物件に少なくとも1500万ドルを投資することが条件となっている。現在の建物はシロアリ被害などでそのまま利用できる状態にはないという。入札予定者資格を得るために必要な情報は6月21日までに提出する必要がある。
この旧ハワイ・マリタイム・センターはビショップ・ミュージアムが運営していたが、慢性的な財政難から2009年に閉鎖し、その後は未使用となっている。今回の公募にはシアトルのスペースニードルの運営会社の関連企業などが興味を持っていると報じられている。
ハワイ州は、ピア7からピア14までの「アロハタワー・コンプレックス」と呼ばれるウォーターフロントエリア地域の活性化を目指しており、このマリタイム・センター跡地の再開発もその一つ。
ホノルル港に1926年に建てられたアロハタワーとその時計台は、以前はホノルルで最も高い建物であり、特に船でハワイに到着する渡航者にとってのハワイのシンボル的な存在として人気を博していた。
その後、1981年に設立されたアロハタワー開発公社が再開発を手掛け、1994年には9,500万ドルを投じてアロハタワー・マーケットプレイスをオープンするも、事業運営が軌道に乗らぬまま、開発業者が破綻するなど苦戦。
2012年にはハワイパシフィック大学がマーケットプレイスの一部を取得し、学校施設として利用していている。その他にも複数の開発会社との間で再開発計画が浮上したものの、長年に渡って実現していない。
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