ホノルル市企画許可局は、市の条例に準拠していない "モンスターハウス "プロジェクトの計画を承認した外部の審査官の登録を停止した。
 

モンスターハウスとは、一般の住宅地に、ゾーニングで規定された以上の部屋数やバスルームを持つ戸建てを建設し、実質的にアパートのように多くの人を住まわせる違法建築のこと。すでに建設されているモンスターホームに関しては近隣住民からの苦情も多く長年の問題となっている。

今回、審査官としての資格をはく奪されたシー・ジェシー・リン氏はカイムキとマノアの２つの建設計画がホノルルのモンスターホームに関する条例に反しているにも関わらず許可を与えていた。両プロジェクトの建築許可を取り消された。　

同様に2023年4月にカリヒで許可がだされていた別のモンスターホームのプロジェクトも中止命令が出され、その許可を与えた外部の審査官の登録も抹消された。

外部の審査官は建設許可申請を迅速に行うために、ホノルル市によって指名される。審査官は申請がコード、条例、規則を含む許可要件に準拠していることを証明して選ばれ、委託されている。ホノルル市は市に虚偽の申請を出した業者に対しては厳しい罰則を設けるなどシステムを構築して対応するとしている。

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