商業不動産の大手、コリアーズ・インターナショナルハワイの第3四半期市場レポートによると、オアフ島のリテール向けの商業スペースの空室率が改善し、安定の兆しを見せているという。
新型コロナウイルスの影響を大きく受けた2021年の第1四半期には8.24%という高い空室率になったが、その後、小売市場は回復力を示し、2023年第3四半期には5.79%まで低下した。
過去3年間オアフ島の小売市場は、大型の商業施設の開店や閉店による小売占有面積の上がり下がりを記録した。
ターゲット、Hマート、フードランドファームズ、マーシャルズ、エルメスなどの大型新店舗オープンの一方で、シアーズ、メイシーズ、シロキヤ、ピアワン、ベッドバス・ビヨンドなど大型閉店もあった。
オアフ島の観光業が回復するにつれ、小売市場も伸びを見せ、2023年5月までの小売売上高が約119億3000万ドルとなり、2022年から7.3%増加し、2019年の指標より30.6%増加した。
同レポートでは今後の景気後退予測や、高金利によるクレジットカードでの買い控えなど、アメリカ経済の軸となる個人消費にストップがかかる可能性も指摘しながら、年内のリテール商業スペースの空室率は5.25-5.5%の間で推移するだろうと楽観的な予測をしている。
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