アレキサンダー&ボールドウィン社は、同社が所有していたマウイ島の広大な元サトウキビ耕作地(41000エーカー)を、2億6200万ドルで売却した。この土地のうち36000エーカーは、ハワイコマーシャル&シュガーコーポレーションが、2016年までサトウキビを耕作していた土地。新しい所有企業は、カリフォルニアの農業法人、モダン・ファーミングと、カナダの公共部門年金投資企業との合弁企業である「マヒ・ポノ」。
マヒ・ポノは、地元向け、また輸出向けに、コーヒーやフルーツ、野菜などを非遺伝子組み換え作物を含む、多くの種類を生産する多角的な農園を目指すと発表。地元の環境保護団体は、再生・持続可能な農業を啓蒙しており、マヒ・ポノにもその方法での展開を促したいと述べた。