ハワイのビーチラインが、海岸浸食の危険にさらされている。
全米30の州とプエルトリコの気候変動や海岸浸食、異常気象などを調査するサーフライダー財団は、ハワイのビーチラインに対する評価を、昨年のBから、C+へと引き下げた。
この調査では、土砂管理、沿岸開発、海岸防護、海面上昇などを基準に調査を実施。海岸保全の取り組み不足と、気候変動が影響し、ハワイを含む全米の多くの場所で、海岸浸食が進んでいることが明らかになっている。ハワイ州でも、海に面した自宅の敷地が海によって削り取られるなどの現象がでており、州では、今までよりも強制力の強い沿岸保護政策を実施していく。