ハワイ州経済研究所、ハワイ州の新築コンドミニアムの価格が高い最大の理由は「規制の厳しさ」とレポート

ハワイ州経済研究所、ハワイ州の新築コンドミニアムの価格が高い最大の理由は「規制の厳しさ」とレポート

更新日 2024.03.12

ハワイ大学経済研究所(UHERO)の3月4日に発表した報告書によると、ハワイ州の新築コンドミニアム価格の高騰は規制によるものと結論づけた。

同報告書によると、ハワイ州はどの州よりも土地代と建設費が高いがそれらの要因を考慮したとしてもハワイの新築コンドミニアム価格は依然として高いという。ハワイ州における2ベッドルームの新築コンドミニアムの中間価格は$670,000で、他の平均的な州の約2倍近い。

UHEROの試算では、土地や労働力の高さに加えて、規制によるコストが全体の価格を約58%押し上げているという。

ハワイの住宅法は全米で最も厳しく、また許認可手続きが複雑で非常に時間がかかることで知られている。過去5年間にハワイ州で承認された集合住宅プロジェクトの建設許可が下りるまでの待ち時間の中央値は400日で、それ以上待たされるペースも多い。複雑な承認プロセスを早く乗り切るために、開発業者が高額な費用をかけて弁護士やロビイストを雇うこともある。

それが連動して、住宅建設に対する極端な制約になって、十分な戸数が供給できず結果的に価格高騰につながっている。

また全ての新規開発において開発業者は道路や下水道、電気など地元のインフラの改善に貢献するための直接的な金銭支払いを求められる。

UHEROは、規制コストは地元のインフラ改善に役立つため完全に無駄ということではないが、一般の固定資産税からのインフラ改善費を割り当てるのでなく、開発業者にそれを課すことは結果的に購入者への負担を強いることになるとしている。 

レポート全文はこちらから。

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる