ハワイ州のグリーン知事が今週訪日し日本の政府関係者や各界のビジネスリーダーと会談を行っている。その中でグリーン氏は日本からハワイへの観光回復の起爆剤として、日本出国前にアメリカ入国審査を終わらせる「事前入国審査(プリクリアランス)」呼ばれる制度の導入を訴えている。
ハワイ州にとって日本からの観光客は国際マーケットの中で最大の人数であったが、コロナ後、長期化する円安やサーチャージの高騰などを受け、回復が遅れている。2019年比で約45%程度の訪問者数にとどまっている。ハワイ州政府観光局は150万人以上の日本人の訪問者を記録した2019年の水準に回復するのは2026年になる可能性があると述べている。
月曜日、日本から声明を発表し、旅行入国プロセスを緩和し、日本とハワイの関係強化を促進する「トラベル・コリドー」を築く重要性を強調した。その一環である事前入国審査が実施できれば、到着したハワイの空港やアメリカの他の空港での待ち時間がなくなりすぐ入国できる。またハワイでは他島へのスムーズな乗り継ぎができるなど利用者の利便性が高まる。
この事前入国審査を導入は、すでにカナダ、アイルランド、バミューダ、UAE、バハマ、アルバの6か国、計15か所の空港で行われている。
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