過去2週間に、ホノルルのダウンタウン、チャイナタウンエリアにて2回にわたって大規模な停電がおきた。それを受けて ハワイアン・エレクトリック(HECO)の代表者らは、電力網のアップグレードを行う計画が高まっていることを認めた。課題となっている地下電力ケーブル網を完全にアップグレードするには10年かかる可能性があるという。HECO社は過去10年間にダウンタウンのケーブル交換工事を開始し、新型コロナウイルス感染症のパンデミックで作業が中断される前にプロジェクトの約25%を完了していたと述べた。今回のダウンタウンでの大規模停電を受け、残りの75%のアップグレードについての緊急性が高まっているが、今後の75%の実施と完了までに、最長で10年かかると見積もっていると発表した。
しかしこれらのアップグレードの作業の多くは、多くのオフィスビル、住宅ビル、裁判所、州議会議事堂、そしてチャイナタウンの多くを含む多数の中小企業に、周辺住民の生活に大きな影響を及ぼすものになることが予想されている。このシステムは、道路下の地下室に機器を収容し、メンテナンス用の穴からアクセスするもので、1950年代から1960年代にかけて開発されたため、55年から75年が経過している。この非常に古いシステムを通じて部品、ケーブルなどの取り換え工事を行うためには、周辺の重要な政府機関等を含め、作業の一部に顧客への電力供給を遮断する必要があるためだ。完全に混乱を避けることはできないが、影響を最小限に抑えるために、この作業の一部は夜間に行われる計画が検討されているという。
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