2025年1月より、ホノルル市でカメラによる速度違反切符を郵送するテストを

2025年1月より、ホノルル市でカメラによる速度違反切符を郵送するテストを

更新日 2024.07.05

ホノルル市交通局は2025年1月より信号機に設置されたカメラによる速度違反の取締強化プログラムを開始ことを発表した。現在、赤信号を無視した車への自動カメラ認識による違反切符の郵送が行われているが、これに加えて速度違反も取り締まる形となる。赤信号カメラはすでに速度を追跡できるが、法律がないため同局は違反切符を発行できなかったが、それを可能にするために、最近その法律が制定された。違反者には250ドルの罰金が、また同年内の2回目の違反には300ドル、3回目の違反には500ドルの罰金が科せられる。2023年の交通事故死者93年のうち60%がスピード違反に関連するものと交通局は述べており、このプログラムにより交通事故件数や事故死者数の減少を狙いたいとしている。

スピードカメラは、以下の 10個の赤信号カメラと同じ場所に設置される。
ヴィンヤードとパラマ・ストリート
ヴィンヤード・ブールバードとリリハ・ストリート
ヴィンヤード・ブールバードとヌアヌ・アベニュー
パリハイウェイとヴィンヤード・ブールバード
リケリケハイウェイとスクール・ストリート
キング・ストリートとワードアベニュー
カピオラニ・ブールバードとカマケエ・ストリート
ベレンタニア・ストリートとピイコイ・ストリート
マッカリー・ストリートとアルガロバvストリート
 

ホノルル市は、以前にスピード違反を検出する”ヴァンカム・プログラム”というテストを行ったが、1マイルでも速度超過をすると違反として検出するなど現実的に利用可能なレベルでなく、失敗に終わった経緯がある。そのため、今回は速度制限に加えての多少の超過を認めるバッファーをもたせるなど、技術的に改善したプログラムとなっている。ただし、そのバッファーについては学校の周りでは少なくするなど、地域にあった形で運用されるという。今後2年間に予算計上されている250万ドルがスピードカメラの増設に充てられる予定。

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