ハワイ選出のトゥルシー・ギャバード下院議員が、2019年1月11日土曜日に放映されたCNNのインタビューの中で2020年大統領選への出馬を表明した。
ギャバード議員は現在37才。イラクでの従軍経験があり、ハワイ州議会下院委員、ホノルル市議会議員を得て、2013年にアメリカ合衆国下院議員に初当選。現在4期目。米国議会初のサモア系議員であり、同時に初のヒンドゥー教徒議員でもある。
ギャバード議員は、今回の出馬にあたり「現在、アメリカが抱えている問題は多岐に渡っており、それを解決したいという思いが今回の出馬を決断させた」と述べ、特に取り組むべき主要課題として、保険制度の見直し、刑事司法制度の改革、気候変動への取り組みをあげている。
2020年大統領選には、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員が既に出馬を表明。今後、共和党からロナルド・トランプ現大統領、民主党からジョー・バイデン元副大統領、バーニー・サンダース上院議員などが出馬表明するとみられている。