FRBの0.5%利下げ受け、円高が140円台に進むも荒い値動き

FRBの0.5%利下げ受け、円高が140円台に進むも荒い値動き

更新日 2024.09.19

FRB(米連邦準備理事会)は9月18日に金融政策を決める会合を開き、先週から予測されていた0.5%の利下げを決定した。利下げは2020年3月に新型コロナの感染拡大の局面で、株価の急落など経済の冷え込みに対する刺激策として行われて以来、4年半ぶり。FRBの金融政策は大きな転換点を迎えた。また年内にあと2回ある会合であわせて0.5%の利下げが行われると予測されている。


日米の金利差が縮小したことを受け、発表前に142円台だった円ドルレートは、発表後に一時140円台をつけたものの、FRBのパウエル議長が今後の利下げ幅については「0.5%刻みが標準ではない」と今後の大幅利下げについては慎重な姿勢を示したことから、再び142円台の円安へ進むなど、荒い値動きとなった。 

ニューヨーク株式市場では、大幅な利下げにより経済が刺激される期待感から、ダウ平均株価は一時370ドルを超える値上がりとなり、取り引き時間中の最高値を更新した。 

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