ホノルル市議会は、オアフ島における花火規制の緩和を目指す論争の的となっている法案を承認した。 この法案により、住民はファイアクラッカーを除く手持ち花火などの「ノベルティ花火」を許可証なしで購入できるようになる。
2011年に部分的な花火禁止令が施行されて以来、オアフ島では噴水花火や手持ち花火、空中花火などの消費者用花火の所持および使用は禁止されている。ただし、この法案でも空中花火は禁止されたままとなる。
法案の支持者たちは、これらの規制を緩和することで、多くのコミュニティで問題となっている空中花火の増加を抑えられると主張する。
しかし、ホノルル消防署のアシスタントチーフ、クレイグ・ウチムラ氏は、花火の禁止により怪我や建物火災、山火事が減少したという統計データを引き合いに出し、懸念を表明した。
さらに彼は、「102人の命を奪ったマウイの火災の悲劇を受け、ホノルル消防署はビル22に反対します」と述べた。
新しい法案の下では、正月、独立記念日、中国正月などの主要な祝日にファイアクラッカーを使用する際には引き続き許可証が必要となる。
年末年始は盛大に花火で盛り上がるハワイ。今年の年末は法案の可決によって、各エリアでのムーブも変化があるかもしれない。