マウイで行われてきた全米屈指の大学バスケットボールトーナメントの一つ「マウイ・インビテーショナル」が、久しぶりに本拠地マウイのラハイナ・シビック・センターで11月25日から27日の3日間にわたって開催されている。
このトーナメントは1984年にラハイナで始まったが、パンデミックのため、2020年にノースカロライナ州に、2021年にラスベガスに移転開催した。そして昨年は火災のためオアフ島で開催れていた。
今回も、ディフェンディングチャンピオンのコネチカット大、ノースカロライナ大、ミシガン州立大学、オーバーン大など強豪チームが勢揃いし、ラハイナ・シビック・センターで戦う。
プロスポーツチームのないハワイ州、とくにマウイの住民にとっては数少ないトップクラスのスポーツを間近で見られる機会とあって、ローカルの住民、ハワイのチームやコーチたちにとっても多くの思い出のある大会として再開が待たれていた。
6,000人以上の来場者と2,400万ドルの経済効果が見込まれてており、トーナメント周辺ではベンダーがフードやショッピングなどを販売するフェスティバルやエンターテインメントなども行われている。今回は火災により甚大な被害をうけたマウイ島にとっては、特に中小企業コミュニティにとって重要な経済起爆剤となる。