2025年2月22日、ハワイ大学マノア校で開催された「第22回JASHジャパンウィザーズ 全米アカデミック・チーム・コンテスト」には、ハワイ全州から102名の高校生が集まり、日本に関する知識を競い合った。
この大会では、日本の文化や歴史、政治、地理など幅広いテーマが扱われ、学生たちは3名1組のチームで知識を披露。学力だけでなく、チームワークや研究の成果も試される厳しい競技となった。
大会は、レベルA(日本語IまたはIIレベル)とレベルB(日本語IIIまたはIVレベル)の2つのカテゴリに分かれて競技が行われた。特に注目の成績を収めた学校は、レベルA(日本語I・II)部門で、ハワイ・バプティスト・アカデミーが1位を獲得し、レベルB(日本語III・IV)部門では、イオラニスクールがトップに立った。
また、上位に入賞した学校には、日本行きのチケットが授与される。レベルAでは、ハワイ・バプティスト・アカデミーとファリントン高校が選ばれ、レベルBでは、イオラニスクールとキング・ケカウリケ高校が選出された。
大会の合間には、日本の伝統芸術をテーマにした動画コンテストも行われ、レイレフア高校、ハナラニ・スクールズ、ワイアケア高校、カラニ高校がそれぞれ特別賞を受賞。学生たちは、日本文化の深さと美しさを現代的な視点で表現した。
JASHの会長、レイナ・カネコ氏は、「参加者たちが日本文化に対する深い理解を示し、異文化を学ぼうとする姿勢に感動しています」とコメント。今後もこのような教育活動を通じて、学生たちに国際的な視野を養う機会を提供していく考えだ。
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