2025年の第1四半期におけるオアフ島の高級住宅市場が活況を見せ、前年同期比で19%の増加を記録したことが、Coldwell Banker Realtyの最新の調査で明らかになった。
同社が発表したレポートによると、2025年1月から3月までの間に2ミリオンドル(約3億円)以上で取引された一戸建て住宅およびコンドミニアムの件数は合計101件。これは、2024年の同時期の79件から大幅に増加した。
高級住宅の中央値販売価格は2.85ミリオンドル(約4億2,000万円)で、前年同期の2.59ミリオンドル(約3億8,000万円)から約10%の上昇を記録。
取引の内訳としては、一戸建てが78件(前年比8%増)、コンドミニアムが23件(前年比77%増)と、特に高級コンドミニアム市場の伸びが顕著だ。
3月単月では、42件の高級物件が売買され、前年同月の31件から35%の増加。販売価格の中央値は3.03ミリオンドル(約4億5,000万円)で、こちらも前年の2.45ミリオンドル(約3億6,000万円)から23%の上昇となった。
注目すべきは、カハラ地区で過去最高額となる6,575万ドル(約99億円)で一戸建て住宅が売却されたこと。この記録的な取引について、Coldwell Banker Realtyのグローバル・ラグジュアリー・ディレクターであるパティ・ナカガワ氏は、「オアフ島には“トロフィー物件”と呼ばれる超高級住宅市場のポテンシャルがあることを証明する出来事です」とコメントしている。
現在、同地区では4,500万ドル(約68億円)の新規物件も売り出されており、オアフ島の超高級住宅市場の勢いは今後も続きそうだ。
地域別の販売件数では、再開発が進むカカアコが6件で最多。次いで、ダイヤモンドヘッドが5件、カハラ、ラニカイ、ハワイ・ロア・リッジがそれぞれ3件ずつとなった。
※為替レート:1ドル=150円換算で記載。
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