ワイキキのロイヤル・ハワイアン・センターに、グッチ、ミュウミュウ、フェラガモなどの高級ブランドが新たに旗艦店を出店する。すでに同センターにはエルメス、サンローラン、フェンディ、モンクレール、ハリー・ウィンストン、ティファニーといった主要ブランドが出店しており、今回の新規出店により、同センターのラグジュアリー路線がさらに強化される。
グッチはまもなくオープン予定で、ミュウミュウは2026年の開業を予定。フェラガモは2025年、ハリー・ウィンストンは約900万ドルを投じた大規模改装の後、2026年に新店舗を公開する予定となっている。
パンデミック時には来店客の大半を失ったが、同センターは地元住民向けの駐車料金優遇施策を導入するなどして対応。カマアイナ(ハワイ在住者)および軍関係者を対象に、買い物客に最大3時間の無料駐車バリデーションを提供するプログラムは現在も継続中で、利用率も高いという。
観光客の動向については、日本やカナダからの来訪者数が依然として回復途上にある一方で、韓国からの訪問者が堅調に推移しており、売上を下支えしている。ハワイ州観光局によると、韓国からの観光客は1人あたりの1日平均消費額が313ドルで、2019年比で13.4%増加している。
また、同センターでは飲食店の充実も進めており、今年後半には「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」の2号店(テイクアウト専門)や、「ディーン&デルーカ」の拡張店舗がまもなく登場予定。さらに2026年には、体験型施設「コナ・コーヒー・ビジターズ・センター&ピザ・ブリューハウス」もオープンを予定している。
ロイヤル・ハワイアン・センターを運営するフェスティバル・カンパニーズは、「ワイキキ特別地区のガイドラインに基づき、慎重かつ迅速に新たなブランドを誘致している」としており、今後も2027年に向けて複数の高級旗艦店の開業が予定されている。
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