ハワイ観光局が先週金曜日に発表した、ハワイのホテル業界の2018年度業績報告書によると、1泊あたりの平均収入(ADR)が222ドルで全米1位、利用可能な部屋あたりの平均収入(RevPAR)が278ドルでニューヨークについで全米2位になったことが分かった。この二つは2017年以降緩やかに増加傾向にある。
また、ホテル稼働率については、昨年は州全体で79.8%とわずかに減少したものの、ニューヨーク、サンフランシスコ・サンマテオエリアに続く高い数字を保持し、世界的な市場と比較しても好調な1年だった。州内ではオアフ島のホテル稼働率83.9%で最も高く、ついでマウイ島とカウアイ島が続いた。
昨年は、ハワイ島の火山活動により利用可能な部屋数が6,800室少なくなるなどの影響が出たが、州全体のホテル収益は43.6億ドルで、前年比4.6%増という結果になった。