先週末から現在まで、ハワイ州各地を暴風が襲い、停電や怪我など多くの被害が出ている。

ハワイ州各地では、先週末から風速40〜60マイルの強風に見舞われており、オアフ島では、78軒の住宅の屋根が飛ばされ、31本の木が倒れ、送電線が切れるなどの被害が出ている。

また、ワイキキでは木が倒れた際に女性が足を骨折したり、高齢の女性が風に押し倒されて転倒したり、また別の女性は自転車がなぎ倒されて足に裂傷を負う怪我をするなど被害が相次いで報告された。

そのため、ホノルル市緊急管理局局長であるHiro Toiya氏は、「強風で街路に木や電柱などが倒れることがあります。特に北と西の海岸では高波や荒れた波に注意が必要です。」と述べ、市民に暴風が収束するまでは特別な注意を促した。

州内では、マウイ島やハワイ島でも停電が相次ぎ、ハワイ島では一部の学校を閉鎖している。

この暴風は本日月曜日午前中には収まるものと予測されているが、引き続き十分な注意が必要である。