フォーシーズンズ提携「ラナイ・エア」、ホノルル空港の専用ラウンジをリニューアルオープン

フォーシーズンズリゾーツラナイの提携航空会社であるラナイ・エア（Lanai Air）が、ダニエル・K・イノウエ国際空港内にある専用ラウンジをリニューアルオープンした。新しい「ラナイ・エア・ラウンジ」は、同社専用ハンガー（100 Kaulele Place）内に移転し、より開放的で洗練された空間へと生まれ変わった。

ホノルル空港からラナイ空港までの飛行時間は約25分。フォーシーズンズリゾートラナイおよびセンセイラナイ（アフォーシーズンズリゾート）に宿泊するゲストは、宿泊料金にラナイ・エアのセミプライベートチャーター往復便が含まれており、ホノルル到着からリゾートチェックインまで、シームレスで快適な移動を体験できる。対象は2026年12月31日までの宿泊分。

新ラウンジは広々としたフロアにゆったりとした座席を配置し、Wi-Fiや充電ポート、ワークステーションを完備。セルフサービスのリフレッシュメントエリアでは、スナック、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶などを提供している。一部の便では、TSAによる保安検査をラウンジ内で受けることができ、出発までの時間をよりスムーズに過ごせるようになった。

ラナイ・エアは毎日午前6時から午後8時まで、ホノルル空港とラナイ空港間を運航。スケジュールはゲストの到着・出発便に合わせて柔軟に調整される。機材はスイス製ターボプロップ機「ピラタス PC-12」（最大8席）と「セスナ・スカイカーゴ（Cessna SkyCourier）」（最大19席）を使用。どちらも快適性と安全性に優れた機体として知られている。

ラナイ空港到着後は、フォーシーズンズのスタッフがゲストを出迎え、リゾートまでの送迎を手配。滞在中は、リゾートとラナイ・シティを結ぶ無料シャトルが1時間ごとに運行しており、島内観光や食事にも便利だ。アクティビティやゴルフ利用時の移動も送迎に含まれ、レンタカーを使わずに島を楽しめる環境が整っている。

ハワイ諸島の中で最も小さな有人島であるラナイ島は、「ハワイ最後の楽園」とも呼ばれ、かつては世界最大のパイナップルプランテーションとして知られていた。現在は手つかずの自然と静けさを残すプライベートアイランドとして、ゆったりとした時間と上質な滞在を求める旅行者に人気が高い。

フォーシーズンズリゾーツラナイでは、海沿いのリゾート「フォーシーズンズリゾートラナイ」と、ウェルネスに特化した「センセイラナイ、アフォーシーズンズリゾート」の2つの施設を展開している。前者は「ノブラナイ」などの高級レストランやチャンピオンシップゴルフコースを備え、後者は大人のための静かな空間で、健康と長寿に焦点を当てた滞在を提案している。

なお、ラナイ・エアではオアフ島、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島とのプライベートチャーターも受け付けており、詳細はメール（mailto:res.lanai@fourseasons.com）で問い合わせ可能。

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