京屋グループがワイキキのプリンセスカイウラニホテルを33階建ての高層ビルへ全面改築。

京屋グループがワイキキのプリンセスカイウラニホテルを33階建ての高層ビルへ全面改築。

更新日 2019.02.13

シェラトン・ワイキキ、ロイヤルハワイアンホテル、モアナサーフライダーなど複数のワイキキの有名ホテルを所有する京屋グループが、所有ホテルの一つであるシェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルを33階建の高層タワーホテルへ全面改築すると発表した。

過去40年でワイキキ初の高層タワーホテル建築となるこの計画は、火曜夜のワイキキ・ネイバーフッド・ボードの定例で全会一致で承認された。

1950年代に建設された現在のシェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルのホテル棟、商業施設、駐車場などは全て解体され、新たに1009の客室が入る33階建の高層タワーに加え、レストランやカフェ、バー、ショップなどが入る6階建てのエントランス棟(ポディウム)、流れるプールやインフィニティプールを含むレクレーションデッキ、695台分の駐車棟などが建設される。

ホノルル市の認可が下りるのを待って計画は進められ、予定通りに進めば2022年半ばに建築が始まり、2025年に完成する。

この計画は、ワイキキのカラカウア大通りを中心とした地域の活性化につながるとして各方面から概ね前向きに受け入れられ、また分譲型のホテルコンドミニアム開発が続くワイキキのホテル業界に一石を投じる長期的展望を持つものとして評価されている。

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