ハワイ州商務・経済開発・観光局(DBEDT)は29日、10月の日本人観光客数が前年同月比16%増の7万991人となり、日本市場の消費額も15.5%増の1億0370万ドルに伸びたと発表した。
一方で、10月のハワイ全体の観光客数は74万9,095人と、前年同月から2.9%減少した。年初から10月までの累計到着者数は803万人弱で、ほぼ前年並みとなっている。観光客全体の旅行消費額は6.7%増の17億ドル、1人1日あたりの平均消費額も12%増の277ドルに上昇した。
日本人観光客の1人1日あたりの消費額は248ドルで全体平均を下回ったものの、前年に比べて3.3%増加した。訪日客数は増加傾向にあるが、コロナ前の2019年10月(12万8,947人)と比べると依然として45%少ない水準にとどまる。10月にハワイを訪れた日本人の約3分の2はリピーターで、3分の1以上が初めてのハワイ訪問者だった。

こうした日本人観光客の回復傾向に追い風となるのが、航空便ネットワークの改善だ。ZIPAIRは、2026年夏ダイヤの航空券を販売開始した。東京/成田〜ホノルル線について、2026年3月29日〜8月30日の期間は、火曜・木曜・日曜の週3往復で運航予定。
DBEDTのジェームス・クナネ・トキオカ局長は、「日本市場の改善を嬉しく思う。厳しい競争環境の中で主要市場への効果的なマーケティングを継続することが重要だ」と述べ、さらなる回復に期待を寄せている。
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