ワード・ビレッジの「JINYA RAMEN BAR」、2月9日で閉店従業員86人を解雇、飲食業界の厳しい経営環境背景に

「ワード・ビレッジ」に出店している JINYA RAMEN BAR（ジンヤ・ラーメン・バー）が、2025年2月9日をもって営業を終了することが分かった。
ハワイ州労働産業関係局（DLIR）に提出された WARN（大量解雇事前通知）によると、同店の閉店に伴い、従業員86人全員が解雇される予定だという。

今回の閉店は、食材価格の上昇、観光客数の減少、今後予定されている最低賃金の引き上げなど、ハワイの飲食業界を取り巻く厳しい経済状況の中で起きた。

JINYAは全米で70店舗以上を展開するラーメンブランドで、ワード・ビレッジでは2022年8月、「JINYA RAMEN BAR」のほか、「Robata JINYA」「LBD Japanese Bar & Lounge」の3ブランドを同時にオープンしていた。

店舗は、高級コンドミニアム「ワイエア」の1階に位置する約8,000平方フィートの区画で、かつて高級和食店「Nobu（ノブ）」のハワイ旗艦店が入居していた場所でもある。

ワード・ビレッジ側は、今後この区画について新たなテナントの誘致を進める方針で、現在60以上あるショップやレストランに新たな魅力を加えたいとしている。

◆【ハワイに住む】Instagramのフォローもお願いします！