ホノルル市、スカイライン延伸を検討 UHマノアやワイキキ方面へ計画拡大も

ホノルル市、スカイライン延伸を検討 UHマノアやワイキキ方面へ計画拡大も

更新日 2026.02.19

ホノルル市で、鉄道プロジェクト「スカイライン」の延伸に向けた新たな動きが出ている。2月18日(水)、ホノルル市議会で審議されるビル60は、ホノルル高速鉄道局(HART)に対し、新たなスカイライン駅の計画および設計を進めることを可能にする内容だ。

市議会のタイラー・ドスサントス=タム議員は、「当初からマノアまで延伸するという約束があった。アラモアナやイースト・カポレイについても、今こそ将来像を考えるべきだ」と述べ、将来を見据えた計画の必要性を強調した。

候補地として挙がっているのは、カポレイ地区のショッピングセンターカ・マカナ・アリイ、ハワイアン・ホームランド局、そしてハワイ大学マノア校など。さらに、市運輸局(DTS)のジョン・ノウチ局長によると、ワイキキ方面への延伸も検討対象に含まれているという。

ドスサントス=タム議員は「ワイキキとUHマノアの両方にどう結ぶかを検討することになるだろうが、優先はUHマノアだ」と話す。マノア地区には多くの学生や住民がおり、UHウエストオアフやホノルル・コミュニティ・カレッジ、リーワード・コミュニティ・カレッジなどとのアクセス向上も期待されている。

スカイラインの利用者数も増加傾向にある。2025年10月に第2区間が開通する前は1日3,000〜4,000人程度だったが、2026年1月には約1万1,000人にまで増加した。議員は「公共交通機関を利用して通勤や通学する人が増えている。スカイラインがマノアやさらに西側へ延びれば、バスと鉄道がより効果的に連携し、利用者もさらに増えるだろう」と述べた。

一方で、市議の中には、まず現在の計画区間を完了させるべきだと慎重な姿勢を示す声もある。しかし、将来の延伸を見据えて早期に計画を進めることで、手続きの遅れを防げるとの意見もある。

2005年に一般消費税(GE税)の導入が承認されてから、実際に建設に着手できる環境影響評価書(EIS)が整うまでには約5年を要した経緯がある。現在、全線の現行終点であるカカアコまでの完成は2030〜2031年ごろが見込まれており、延伸実現には長期的な準備が不可欠だ。

スカイラインが将来的にUHマノアやワイキキへと延びるのか、今後の議論の行方に注目が集まっている。


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