高級百貨店グループのサックス・グローバル・エンタープライズは、ホノルルのアラモアナセンターにある「ニーマン・マーカス」を閉店すると発表した。閉店時期は正式には公表されていないが、2026年5月末ごろまでに営業を終了する見通し。これにより同社はハワイ市場から事実上撤退することになる。
同社はまた、ロサンゼルス郊外とニューヨーク郊外のニーマン・マーカス2店舗のほか、「サックス・フィフス・アベニュー」12店舗の閉鎖も発表しており、これは連邦破産法第11章(チャプター11)に基づく経営再建の一環として、実店舗数を減らすための措置としている。
アラモアナセンターのニーマン・マーカスは1998年秋、モール拡張計画の一環として開業。売り場面積約16万平方フィート、3階建ての大型店舗で、ハワイ最大のショッピングセンターのアンカーテナントの一つとして長年営業してきた。店内のレストラン「マリポサ」も閉店する予定だが、具体的な日程は明らかになっていない。
ハワイ小売業協会(Retail Merchants of Hawaii)の暫定会長デーブ・アードマン氏は声明で、「1998年の開業以来、同店はラグジュアリー小売業界をリードし、ハワイの地域社会にも大きく貢献してきました。優秀な従業員と顧客との関係は、多くの人に惜しまれるでしょう」とコメントした。
サックス・グローバルは今年1月、連邦破産法第11章の適用を申請。先月にはハワイにあった「サックス・オフ・フィフス」2店舗の閉鎖も発表していた。オアフ島では、アラモアナセンター(ターゲット下の約4万1千平方フィート)とワイケレ・プレミアム・アウトレット(約3万平方フィート)に店舗があった。
また、2016年にインターナショナル・マーケットプレイスに開業したハワイ唯一の「サックス・フィフス・アベニュー」本店は2022年に閉店しており、今回の決定で同グループのハワイでの店舗はすべて姿を消すことになる。
同社のジェフロワ・バン・レームドンク最高経営責任者(CEO)は声明で、「最も多くのラグジュアリー顧客が集まる強力な市場に経営資源を集中し、顧客ロイヤルティを高めながら持続的な成長を目指す」と説明した。
一方、同社によると現在500以上のブランドが商品の出荷を再開しており、約13億ドル相当の在庫販売が進んでいる。さらに、約17億5000万ドルの資金枠のうち約8億2500万ドルを利用可能としており、ブランド各社への新規発注も進めているという。
今回の閉鎖に伴い影響を受ける従業員については、可能な場合は他店舗への異動を含め支援を行うとしている。なお、「サックス・フィフス・アベニュー」「ニーマン・マーカス」「バーグドルフ・グッドマン」のその他店舗やオンライン事業は引き続き通常通り運営される。
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