ハワイ州は、強い低気圧「コナストーム(Kona Low)」による大雨や洪水、強風などの被害が予想されるとして、3月9日に非常事態宣言(Emergency Proclamation)を発令した。州および各郡の関係機関は警戒態勢を強化しており、オアフ島では12日朝、ホノルル市の緊急対策センターが稼働した。
州当局によると、この非常事態宣言により、州や郡の関係機関が迅速に資源を動員し、洪水や暴風などの災害対応を強化できるようになる。今回の嵐はハワイ諸島全体に影響を及ぼす可能性があり、特にカウアイ島やオアフ島で大雨による洪水のリスクが高いとされている。
こうした状況を受け、ホノルル市は12日午前7時、災害対応を統括する緊急対策センター(Emergency Operations Center)を稼働させた。
米国立気象局は現在、オアフ島全域に鉄砲水警報を発令しており、警報は現時点で13日午前0時11分まで有効となっている。気象状況の変化により、追加の警報が発令される可能性もある。
市当局は住民や観光客に対し、浸水や急激な増水への警戒を強め、次の安全対策を取るよう呼びかけている。
まず、増水した道路や川に近づかないことが重要だ。歩いたり泳いだり、車で通過しようとすることは非常に危険で、わずか約30センチの流れる水でも車が流される恐れがある。車が急流に巻き込まれた場合は原則として車内に留まり、水が車内に入り始めた場合は屋根の上へ避難するよう求めている。
また、屋外では最新の天気情報を確認し、氾濫した川や水路を渡らないよう注意が必要だ。上流で降った雨によって、現地で雨が降っていなくても急激に水位が上昇することがある。
避難が必要と判断された場合や危険を感じた場合には高台へ移動することが推奨されている。建物内で取り残された場合は、上階や屋上に移動して救助を求めるよう呼びかけている。
さらに市は、浸水時の感電事故の危険性にも注意を促している。水に濡れた電気機器や、水に立った状態での電気設備には触れないようにし、安全が確保できる場合には電源を切るよう求めている。
3月12日朝の時点でオアフ島では大きな被害は確認されていないが、当局は、天候の状況が急に変わる可能性があるとして、最新の情報をこまめに確認するよう呼びかけている。
ホノルル市は、最新の気象情報や緊急情報を受け取るため、災害情報サービス「HNL Alert」への登録を推奨している。ウェブサイト(hnlalert.gov)から登録できるほか、携帯電話で「HNLALERT」と入力して「888-777」に送信することで、緊急通知のみを受け取ることも可能としている。
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