2018年、シェラトンホテルやマリオットホテルで労働者の長期ストライキがあったことは記憶に新しいが、ヒルトンハワイアンビレッジでも同じ動きがある。
ヒルトンハワイアンビレッジで勤務する労働者は、低賃金や過剰労働に対する不満、また下請け業者への業務発注や業務の自動化による社員雇用削減への懸念を募らせている。
労働組合”ローカル5”の代表は、「会社側は、積極的に交渉に応じる姿勢を見せている」ということで、ストライキを行うかどうかの投票については一旦保留となり、2019年3月22日・23日に集中的な議論を行う予定だ。
”「一つの仕事で充分」(複数の仕事をかけ持ちしてやっと暮らしていけるハワイの賃金の低さと生活費の高さを訴えるスローガン)というメッセージは、ヒルトンの労働者も共通”と、労働者は語っている。