アラモアナセンターと隣接するアトキンソン通り沿いにあるYMCAセントラルがビルの売却を決め、商業不動産会社経由で、市場に売りに出されることが分かった。フィットネス施設、プール、ジム、会員向け宿泊施設などが所有し、長年コミュニティから愛されてきたYMCAセントラルだが、今度この場所ではYMCAとして継続しないことを発表している。アラモアナセンター隣接という一等地であり、注目の商業不動産物件となるだろう。
1951年建設で老朽化した同ビルに関して、2010年Aloha Kai Development LLCとカリフォルニアに本拠を置くMB Property Acquisitionsとの共同開発でYMCAを併設した形での37階建てコンドミニアムへとリノベーション計画に合意していたが、この計画は前進せず、訴訟を経て頓挫した。
その後、周辺に建設されたコンドミニアム群が標準的にスポーツジムを持っていることなどの環境変化もあり、YMCAホノルルとしては完全売却を決定した。
現在のYMCAセントラル会員の受け皿として、YMCAカイムキーワイアラエの拡大などが検討されている。