ホノルル市議会、使い捨てプラスチック製食器類を禁止する法案を提案

ホノルル市議会、使い捨てプラスチック製食器類を禁止する法案を提案

更新日 2019.08.07

ホノルル市議会は、持ち帰り用に用いられる使い捨てのプラスチック製容器、フォークやナイフやストロー、またそれを持ち帰るためのビニールバッグなどの利用禁止を求める法案(Bill 40)について再審議をする。 

海における深刻なプラスティック汚染への懸念が世界的に高まる中、ハワイでは、すでに小売店舗におけるビニール袋の無料での提供が禁止となった。そこからさらに脱プラスティックをすすめるべく、発泡スチロール製など堆肥化できない素材での食品容器類の禁止も、今まで議論には上がってきたが、現在まで法制化はされなかった。 

ハワイ食品組合やハワイレストラン組合などは、コスト増や、他のごみ削減の方策への検討が不足しているとして、法制化に反対をしている。


環境意識の高いEU(欧州連合)ではすでに導入が決定されており、2021年までにEU各国で法制化されることになっている。また同じくEUでは29年までにペットボトル回収率90%を達成することや、ペットボトルの原料に回収ボトルの素材を25年までに25%、30年までに30%以上用いることなどプラスティック削減のためのロードマップが引かれている。

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