【アランチーノ・アット・ザ・カハラ】本田直之さん:シェフが食べて欲しいのはこの一皿、それに合うのはこのお酒。

【アランチーノ・アット・ザ・カハラ】本田直之さん:シェフが食べて欲しいのはこの一皿、それに合うのはこのお酒。

更新日 2018.09.28

本田直之さんがガイドするハワイのレストランシーン。連載「シェフが食べて欲しいのはこの一皿、それに合うのはこのお酒。」今日はアランチーノ・アット・ザ・カハラから、おすすめの一皿と、とっておきのペアリングのお酒をご紹介します。

本田直之さん  レバレッジコンサルティング(株)代表取締役社長兼CEO。日米のベンチャー企業への投資・育成事業を行う。著書は累計300万部。トライアスロンチームAlapa主宰。明治大学、上智大学非常勤講師。(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ。

  名古屋のリストランテ「ロステンマ」や「サルバトーレ・クオモ」でイタリアン一筋に腕を磨いた濱本大輔エグゼクティブシェフの一皿は目にもあざやか。

 エグゼクティブシェフ:濱本大輔さん
香川県の小豆島出身。東京の三笠会館の支店・名古屋のロステンマ、サルバトーレ・クオモを経て、2006年よりアランチーノのマリオット店のシェフとしてハワイに移住。アランチーノ・アット・ザ・カハラのエグゼクティブシェフ。

自らマウイ島やハワイ島に出向いて選んだ農家から届くローカルの素材が、皿のうえにアートのように盛りつけられている。おいしく見た目も美しい。カップリングとなるワインはソムリエの田崎信也氏がすべての皿を食し、それに最も合うワインを選んだもの。



ハワイ島コナ産のアワビとモロカイ島の甘エビを使ったCrostacei di Mareには900グレープス・ソーヴィニヨン・ブラン(白)。

ハワイ島コナ産のアワビとモロカイ島の甘エビを使ったCrostacei di Mare



イカ墨を練り込んだ自家製生パスタChitarra alla Pescatora にはドッグポイント・ピノ・ノワール(赤)。

イカ墨を練り込んだ自家製生パスタChitarra alla Pescatora


セレクションは環太平洋を意識していずれもニュージーランド産。900グレープスは少しスパイシーなソースにマッチし、ドックポイントは本田氏自身もニュージーランド、マールボロのワイナリーに出向くほど愛好するワインのひとつ。


ハワイの食材にはニュージーランドワインがよく合う。ワインと食材、どちらも島という似かよった環境で育ったものどうし。互いの美味を高め合うのだろう。

【アランチーノ・アット・ザ・カハラ】

5000 Kahala Ave.(ザ・カハラホテル&リゾート内)
808)380-4400
ランチ/11:30 ~ 14:30、
ディナー/17:00 ~ 22:30
無休  
セルフパーキング、バレーパーキング有。



※この記事は「ハワイに住む」マガジンVol.15の記事を元に作成しています。

関連キーワード

合わせて読みたい記事

各カテゴリーのお知らせを見る

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる