アメリカの生命保険は日本人でも加入が可能です。ハワイで生命保険に加入する際の基本的な情報を伝えします。
アメリカの生命保険の種類
米国の生命保険は加入年齢によって日本の1/3 ~1/4と保険料が割安なうえに運用利率が高く、高額な死亡保障が得られる資産運用にたいへん適した保険です。糖尿病、高血圧、その他の持病のある方も医師の治療を受けて薬によっ てコントロールされていれば加入でき、癌の治療履歴がある方も完治して から5年間以上発症していなければ申請可能です。保険の種類によっては、生命保険会社が最低資産運用(現行3% )を保証する一般的な終身保険ユニバーサル。日本にはまだ導入されていないタイプの、万が一運用がマイナスになっても保険会社が運用利回りがマイナス運用にならないインデックス型運用などがあります。ユニバーサル型は保険会社によっては120歳までの生涯保障確約タイプなどがありリクエストに合わせて生涯補償の年齢を決められます。保険加入の目的、希望される保証金額などを目安に保険エージェントに相談しましょう。
生命保険加入のタイミングや条件
保険加入のタイミングが早いほど資産形成期間も長くなり大きなリターンが得られます。また、日本人などのアメリカ非居住者が米国で生命保険に加入するには、以下の基準を満たしていることが必須条件となります。
◼︎年齢18歳~ 80歳
◼︎保険額が50万ドル以上である
◼︎米国不動産所有または10万ドル以上の銀行預金(米国内6か月以上保有)
◼︎米国法人番号、米国納税者番号、IRS W8フォーム記入のいづれか
◼︎過去1年間の米国滞在日数が15日以上ある
◼︎米国内における申込み手続きおよび医療検査
米国生命保険加入の利点、 その他
インデックス運用が最低0%保証されているため、保険会社が元にしている年間の株式運用結果がマイナスに転じても元本割れが生じません。また過去のデータによる7%+のインデックス運用実績により長期にわたって加入すればするほど死亡保障額や貯蓄額が大きく増えます。契約者貸し付けについても加入から10年が経過していれば、貸し付けレート0%(現行)で現金を引き出せます。またアメリカでの現行法では米国非居 住者が所有する無形資産は非課税対象となるため米国内では遺産税がかかりません。また、契約後も内容の変更が容易であり、米国信託を活用して第三者の受益者を指定できるなど非常に柔軟性に富んでいます。
【情報提供・監修】
Marr Takeuchi(竹内)
グローバル アセット コン サルタンツ, 社長&CEO
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