別荘用に、不動産投資用に、ハワイのアラモアナ、カカアコ、ワードで、コンドミニアムを70万〜1ミリオンドルで探している方に是非読んでいただきたい。
ホノルルの人気急上昇のエリアで、予算70万〜１ミリオンドルならどんな物件が購入可能なのでしょうか？広さは？築年数は？アメニティやビューは？
アラモアナ・カカアコ・ワード地区で70万〜１ミリオンドルのコンドミニアム物件の傾向をご紹介します。

＊1ミリオン（100万）ドル＝約1億612万円（2020年3月5日時点のレート）

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アラモアナ・カカアコ・ワードは新築・築浅物件多数！間取りはスタジオタイプから2ベッドルームまで多様

アラモアナ・カカアコ・ワードは、ワイキキと比べて新築・築浅物件が多いエリア。
特にカカアコとワードでは、売出し中の物件のほとんどが、築10年以内の新築・築浅コンドミニアムのものです。築浅でローカルにも人気のあるこのエリアでは、1〜2ベッドルームの物件で70万ドル前後が予算の最低ライン。それでも70万ドル台は物件数が少なく、90万ドル台が最も多い状態です。

この価格帯で最も多い間取りは2ベッドルーム＆２バスルーム、広さ100平米前後です。その他には、ハワード・ヒューズ社が開発しているワードビレッジに建つ超高級コンドミニアム・アナハのスタジオ物件から、カピオラニ通り沿いに建つ中堅コンドミニアム・カピオラニレジデンスコンドミニアムの3ベッドルーム物件まで多様な選択肢があります。

このエリアの新築物件は、基本的に長期滞在や住むことを前提に計画されているので、広めのリビングエリアと本格的なキッチン、洗濯機・乾燥機が備わっているものがほとんどです。

ワードビレッジ内のオーシャンビュー物件も夢じゃない

ハワイ不動産に興味のある方なら一度は耳にしたことがあるはずの、アラモアナビーチ沿いで開発中のワードビレッジの高級コンドミニアム群。日本円にして何十億という物件もある一方で、70万〜１ミリオンドルの予算でも前出の超高級コンドミニアム・アナハのスタジオ物件や、高級コンドミニア・ムアエオ、中堅〜高級コンドミニアム・ケキロハナの1〜２ベッドルーム物件を見つけることが可能です。

ワードビレッジのコンドミニアムには、屋上テラスやプール、BBQピット付きカバナや子供のプレイガーデン、ヨガルームを備えたジム、ドッグラン、シアタールーム、パーティルームなど豪華なアメニティが付いているおり、運が良ければこの価格帯でもオーシャンビュー物件が探せます。

ビンテージの高級リゾートコンドミニアム物件も狙い目

アラモアナ・カカアコ・ワード地区でもワイキキ同様に海に近いほど物件の価格は高くなります。この価格帯の予算で新築と並んで狙い目なのが、アラモアナビーチパーク沿いに建つ、ビンテージ高級リゾートコンドミニアムです。

築年数はありますが、温水プールやパッティンググリーン、BBQエリアなど、リゾートコンドミニアムならでのアメニティはバッチリ揃っています。この価格帯で確実に、広さもアメニティも海近オーシャンビューも欲しい方にはおすすめです。

アフォーダブルユニットとして計画された物件が市場に登場中

またこのエリアには、前出のカピオラニレジデンスコンドミニアムのように、地元住民向けにアフォーダブルユニット（購入者の所得制限のあるユニット）のある中堅コンドミニアムがここ数年で数多く建設されています。アフォーダブルユニットはそ一定期間、転売を禁止されているのですが、その期間を過ぎたアフォーダブルユニットが市場価格で市場に登場し始めています。

こうした中堅コンドミニアムにはレクレーションルームとBBQエリアだけなどシンプルなアメニティしかありませんが、オフィスエリアや日常生活に便利な場所に建てられていることが多いため、管理費の安さや地の利が魅力的です。

アラモアナ・ワード地区の完成前の新築物件を購入するという選択肢

さらにもう別の選択肢が、アラモアナ・ミッドタウン地区やワード地区の竣工前の新築コンドミニアムを予約購入することです。 例えばアラモアナセンター近くに2022年に竣工するスカイアラモアナの２ベッドルーム＆２バスルーム、広さ85平米の新築物件は、90万ドル代で予約購入することができます。

管理費は月々500ドル〜1000ドル程度、駐車場は完備

この価格帯のアメニティはそれぞれのコンドミニアムで異なりますが、セキュリティ、ビルディングマネージャー、コンシェルジュなどはほとんどのコンドミニアムに常駐しています。一般的にアメニティが多いほど管理費が高く少ないほど低くなりますが、新築や築浅のコンドミニアムが多いということもあり、豪華なアメニティが揃うワードビレッジ内のコンドミニアムでも管理費が驚くほど高いということはないようです。よってこの地区のこの価格帯のコンドミニアムの管理費は400ドル〜1000ドル前後が一般的です。ただ管理費は管理組合によって毎年更新されるので注意して見ておいたほうが良いでしょう。

また駐車場に関しては、１ベッドルーム物件には１台分の、2ベッドルーム物件には１〜２台分の駐車場が付いています。コンドミニアムによっては使わない駐車場を月極で貸し出すプログラムがあります。またリゾートエリアの高級コンドミニアムではバレーサービスを行なっているところもあります。

土地の所有形態は所有権のあるものがほとんど

アラモアナ・カカアコ・ワードのこの価格帯の物件の土地所有形態は、物件の広さに関わらず、フィーシンプル（Fee Simple、FS）と呼ばれる所有権があるものがほとんどですが、中には土地の所有形態がリースホールド（Leasehold、LH）と表記される借地権のものもあります。借地権の物件だと、購入費は安いものの、管理費に加えて借地料の支払いが加算されたり、借地期限があったりします。購入前にきちんと不動産会社やエージェントに確認しましょう。

バケーションレンタルには不向き、ローカルが住むエリアという大前提

アラモアナ・カカアコ・ワード地区は、リゾートエリアとして指定された海側の地区を除き、大部分のエリアで短期賃貸にあたるバケーションレンタルが禁止されています。よって観光客向けの短期賃貸による不動産投資を行いたい方には総じて不向きなエリアと言えますが、前述の通り、海沿いの高級リゾートコンドミニアムであればバケーションレンタルができる物件もあるので、購入前に不動産会社やエージェントへ確認してください。
30日以上の長期賃貸用物件を探している方には、ホノルル市の中でも中心となるメトロエリアなので、借り手は比較的見つけやすいと言えます。

以上、ハワイ・ホノルルでも人気急上昇中のアラモアナ・カカアコ・ワード地区で70万〜1ミリオンドルのコンドミニアム物件の特徴をまとめてみました。

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