生駒加与子のシンプルゴルフ・レッスン4:アプローチについて

生駒加与子のシンプルゴルフ・レッスン4:アプローチについて

更新日 2018.10.09

プロゴルファーの生駒加与子さんがハワイから4回シリーズでお届けしているシンプルゴルフ・レッスン。最終回のテーマは「アプローチについて」。

生駒加与子 ゴルファー ゴルフ ハワイ

生駒加与子さん
埼玉県出身。プロゴルファー。 第19回日本女子プロゴルフ選手権大会優勝など、優勝回数国内4勝、海外シニア1勝。 趣味は舞台・映画・音楽鑑 賞。現在はトーナメント解説や アマチュアへの指導などに取り組み、多岐に渡って活躍。

傾斜地からのアプローチで多くのアマチュアはダフるのが怖くて、左足体重を強く意識するといいます。

ですが、クラブをいつもより短く持ったとしても、うまく振り抜けずダフってしまうことがあります。それなら、スタンスを狭くし、両足に体重を均等にかけるか、むしろ右足に体重を乗せ、クラブフェースを開いて、コンパクトにショットすればクラブは振り抜けます。

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パターのようなイメージの小さな振り幅ならば、クラブが勝手に仕事をしてくれるので、自然とピッチエンドランになります。アマチュアの方は打ち方をあれこれ難しく考えすぎて、わざわざミスを誘発してしまうことがあるようですので、注意してください。

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生駒加与子のゴルフ・レッスン4【ポイント1】

パターのように小さく振ってもボールは飛ぶ。左足体重を意識しすぎるとダフってしまう

グリーン周りのアプローチは「ピンに寄せたい」という気持ちが強くなり、ついつい力んでミスをしてしまいがち。でも、プロは寄せワン(1パットで収められる距離に寄せること)を取るのが当たり前」というくらい、皆ショートゲームには高い精度と自信を持っています。

プロたちに共通するのが”転がして寄せる”こと。むやみにボールを上げず、転がすことでイメージを膨らませて、距離感を出しています。転がしならば、カップインの確率も上がります。

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生駒加与子のゴルフ・レッスン4【ポイント2】

意識することは“転がして寄せること。ハワイのゴルフでのアプローチは転がしを多用

多くのアマチュアゴルファーは、アプローチでロブショットを打ちたがります。高くあがってピタッと止まる球筋。じょうずに打てればいいのですが、これは一歩間違えばミスを誘発していまいます。しかも、ハワイのグリーンは止まりにくいのです。

それよりも、パッティングの延長で打てる「ピッチエンドラン」の方が打ち方が簡単だし、ミスの確率は格段に少なくなりますよ。

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いかがでしたか?4回に渡ってお送りした「生駒加与子のシンプルゴルフレッスン」。ぜひみなさんもハワイで上達してくださいね。


※この記事は「ハワイに住む」マガジンVol.24(2016/1/15発行)の記事を元に作成しています。

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