【"ハワイに住む"を叶えた人々】中川 有司さん

【"ハワイに住む"を叶えた人々】中川 有司さん

更新日 2018.10.09

"ハワイに住む"を叶えた人々にインタビューするこのシリーズ。
今回は、ハワイにコンドミニアムを所有し、憧れのオーシャンフロントの暮らしを楽しまれているに中川 有司さんインタビューしました。

中川 有司さん 東京モード学園卒業後、(株)サザビー社(当時)に最年少でデザイナー採用。退社後、24歳で株式会社ユニオンゲートグループを設立。渡米し、アメリカ生産のセレクトショップ向けODMを開始。1996年「WRAPS」1998年「BRIEFING」2005年「FARO」、2011年ホールディング会社である「(株)ユニオンゲートグループ」設立。2015年子会社「(株)ユニオンゲートリテールズ」設立し、卸販売中心から直営店の出店を加速。経営理念は“For Everyday Happiness”。家族は妻と娘。
中川さんの手掛けるブランドBRIEFING
 

波の音のリズムで眠りに落ちる
リラックスできる海の前の自宅

毎日発見のある、飽きることのないハワイに家を持つ喜び

玄関の扉を開けて一歩中に入った瞬間に、皆が驚きと賞賛の声を上げる。真正面の壁にくり抜かれた額縁のような空洞から見えるオーシャンビューは絵画のように美しい。絶景が自慢のこのコンドミニアムを手に入れたのは2年前。ワイキキのはずれ、ダイヤモンドヘッドの麓にある我が家だ。アイランドスタイルのカウンターテーブルに座って、ビール片手に時を忘れ、海のグラデーションを眺め続けても飽きることはない。

 初めてハワイを訪れたのは22年前。24歳でバッグメーカーを創業。25歳で再度ハワイを訪れ、創業後3年目でまた、社員旅行でハワイ。何かと理由をつけてやってくるほどに、ハワイ好きになっていた。仕事柄カリフォルニアをはじめとしたアメリカ本土やイタリア、フランス、イギリスなど世界中を旅するが、周りに仕事の関係者がいるせいか落ち着かない。ハワイはプライベートな時間が過ごせる、とっておきの場所。そして運命のこの部屋に出会った。

友人のカメラマンが所有していたこの部屋は、彼が6年かけて壁、床、天井のリフォームを施し、特別に手をかけていたものだ。玄関のドアに関しては、イタリアから直輸入。予備の鍵がなく、特注品なので合鍵も作れない。無くしたら部屋に入れなくなることも。

 何よりも気に入ったのはこの絶景だ。波の音しか聞こえないほどに静かで「喧騒を離れて」という言葉がぴったり。当時、ワイキキにコンドミニアムを所有していたが、そこを気に入っていた妻は、引っ越す気はまるでなく見るのも拒否。ところが、ドアを開け、一歩この部屋に足を踏み入れたところ「ここに住みたい」と即決。しかし、通常のコンドミニアムの購入と違い、ここに住むオーナーたちとの面接もある入居審査の厳しい物件だった。だからこそ、購入できることが決まったときの喜びは格別だ。  

ハワイに来るとここで波の音を聞き、朝から日暮れまで途絶えることのない波と戯れるサーファーを眺める。目の前がエントリーポイントという恵まれたロケーションなので、サーフィンも始めたいが、今はトライアスロンに夢中だ。

友人の経営者の多くがやっているトライアスロン。経営は「ゴール」がなく、ずっと続き終わりがない。「ゴール(終わり)」を目指すトライアスロンには、経営者のホッとする気持ちがあるような気がする。これからも、何かしら大好きなハワイに貢献したいと思っている。
 

中川さんにお気に入りのハワイのスポットをご紹介していただきました。
【モンサラット通り】

可能性の感じるエリア。ダイヤモンドヘッドの麓の自宅から、ジョギングする馴染みのエリア。長屋っぽい雰囲気がいい味をだしてるお気に入りの通り。
 

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