早川先生のプロフィール
私は日本人の両親のもと、ハワイで生まれました。小・中・高・大学、そして大学院まですべてハワイという生粋のハワイ育ちです。小さいころから、両親の教育で家での会話はすべて日本語。日本によく遊びにいったり、日本語補習校に通ったりもしたので、日本語・英語のバイリンガルとして育ちました。ただやはり就職後に必要なビジネスレベルの日本語となるともう一段階の勉強が必要で、周囲のスタッフに教えてもらいながら頑張って上達させました(笑)。
ハワイ大学では心理学を専攻し、学位を取得した後に、ハワイ大学のロースクール(William S. Richardson School of Law)にて法科大学院に進み、弁護士となりました。
ロースクールは3年間なのですが、在学中の1年生の頃からハワイのDeeley King Pang & Van Etten法律事務所でパートタイムで働きはじめました。ここは全米レベルで実力を認められた弁護士揃いの事務所で、訴訟関連に非常に強いところです。学業との両立でものすごく忙しかったですが、経験豊かな先生たちの元で早くからスタートを切れたことは大きなプラスになりましたね。
また、ロースクールでは3ヶ月の海外インターンのチャンスがあったのですが、その行き先には迷わず大好きな日本を選択しました。日本では海事法に特化した戸田総合法律事務所でインターンを行い、非常に刺激的な経験となりました。
2017年の卒業後は、そのままDeeley King Pang & Van Etten法律事務所に採用されてキャリアを積んでいたのですが、2019年に、このGO法律事務所にジョインしました。日本語と英語のバイリンガルであることを活かせること、そして訴訟弁護士のいなかったGO法律事務所に自分が加わることで、強みが活かせると感じました。
早川先生が弁護士を目指したきっかけ
自分が弁護士を目指すきっかけになった出来事があるんです。私が16歳の頃にバイト先の同僚だった日本人の方が保険のトラブルに巻き込まれました。その同僚は英語もあまり分からず、ハワイに頼れる知人もいないということでパニックになっていました。 自分も若くて知識もない中ではあったのですが、保険の契約書を読んだり法律の勉強をしたりしながら、その方のトラブル解消のお手伝いすることになったわけです。
それは自分にとっての「初めての人助けの経験」でした。また知識を持つことは力になり、人を安心させることができるんだ、という発見にもなりました。この出来事がきっかけになって将来、弁護士を目指そうという希望につながりました。
取り扱い分野、注力している分野に関して
現在、私がGO法律事務所の中で手がけているケースは、
今までの訴訟の経験が、ビジネス関連の案件にも活きていますね。
以前にいた事務所は訴訟関連が95%
現在ニーズの多い案件などがありましたら、教えてください。
やはりパンデミックが始まったあとは、商業不動産のリースに関しての案件が非常に多かったですね。テナントからオーナーに対しての家賃の減額の要請や、リース期間中での早期解約に関する交渉などが多く、”かつてない異常事態”という感じでした。しかし、パンデミックが収束に向かっている今、案件の内容も変わってきました。 日本からハワイに進出し新会社を立ち上げたいという案件や、事業の買収、またそれにまつわる新規のビザ取得の案件などの相談が、企業からも個人からも増えています。 2021年に入って攻めに転じる人が増えてきた、という雰囲気の変化を感じますね。
弁護士活動をする上で日頃、心がけていること
まず、「お客様にとって一番いいアドバイスをするためには何ができるか?」を常に考えています。自分の知識や経験を総動員するのは当然として、その領域に強い弁護士がいればチームとして動き、お客様のためにベストなアドバイスは何か?それを実現するには?ということを常に念頭においています。そして、もう一つは「新しい手法や、もっと効率的な方法を提案できないか?」ということです。法律そのものも法解釈もどんどん変わりますし、判例も追加されていきます。
なので、お客様にとっての解決策を色々な角度から考え、新しい提案していく柔軟性を大事にしています。
趣味、好きな言葉や音楽、場所など人となりに関して
多趣味なんですが、写真を撮るのが好きですね。GO Law officeのスタッフプロフィール写真も僕が撮ったんですよ(笑)。また料理を作るのが好きで、得意料理は和食です。ハワイの居酒屋さんでバイトしていたこともあって、日本人の両親に和食を作ってあげたりもしますね。新しいテクノロジーにも興味があり詳しいです。弁護士の仕事が忙しくて大好きなビデオゲームはなかなか楽しむ時間が取れませんね(笑)。GO法律事務所、また早川先生へのお問い合わせはこちらのリンクからどうぞ。