飯島寛子のハワイを走ろう:トレイルランニングに挑戦してみませんか!

飯島寛子のハワイを走ろう:トレイルランニングに挑戦してみませんか!

更新日 2018.10.07

ハワイでのランニングの楽しみを伝えてくれる飯島寛子さん。今回のテーマは、海と同じくらい美しくきれいなハワイの山を駆け抜けるトレイルランニング、略してトレラン。最初は軽く小走り程度から始めて、ゆくゆくはイベントにも出てみましょう!

飯島寛子 ハワイ トレイルランニング

飯島寛子さん
1967年生まれ。大学在学中にプロ・ウィンドサーファーの飯島夏樹氏と出会い結婚。2002年に夏樹氏の癌が発覚し、2004年家族全員でハワイに移住し最期の時を見守る。現在はエッセイスト、スタジオリムのラジオパーソナリティーとして活躍。

山を走るトレランに挑戦してみませんか!

旅慣れた人や在住者の中には「山こそがハワイの自然であり、魅力」と語る人が多い。海が美しいハワイですが、山もとても魅力的です。今回はその美しいオアフ島の登山路を走ってしまうトレイルラン、略して「トレラン」をご紹介しましょう。

走り慣れた街中の舗装路から、木立の中、土の上へ。魅力はなんといっても気持ちよさ。樹々の間から差し込む美しい陽光、澄んだ空気、森林浴。コースによっては最高の景色...。

飯島寛子 トレイルランニング ハワイ

トレランのペースに決まりはありません。登山路、かなりのアップダウンを行くわけですから、自分のペースで。無理は禁物です。ちょっと気軽に手ぶらで、というわけにもいきません。

マラソンに比べたら持ち物は必要で、重要。水は必需品です。また思わぬ雨や風をしのぐためにも高性能で軽量なウインドブレーカーやレインウエアは持っておいたほうがいいでしょう。とにかく、自分の体力と天候に十分に注意してコース選びをしてください。

また、絶対にコースを外れることはしないように。遭難の危険もはらんでいます。基本的な約束さえ守れば、なんとも言えない絶景が待ち受けているはず。秋から冬にはクアロア牧場やノースショアの山を駆ける大会も待っています。

飯島寛子 トレラン

「我こそは!」という方は、ぜひとも挑戦してみてはいかがですか?本当のハワイを走る、それがトレイルランニングの魅力です。

【今日のルートはマキキ・バレー・ループ・トレイル】

マキキバレー

タイプ:ハイキング距離:往復約4キロ(2.5mile)
高低差:約243メートル(約800feet)
危険度:低レベル:初心者OKトイレ:スタート地点にあり

【車での行き方】
マッカリー通りからワイルダー通りへ左折。マキキ通りを右折、マキキ・ハイツ・ドライブへ。しばらく登ると「MAKIKIFORESTRECREATIONAREA」と書かれた看板が見えてくるので行き止まりまで進む。左手に10台程度のパーキングあり。日没でパーキングは閉鎖するので注意。

【バスでの行き方】

ワイキキのクヒオ通りから13番に乗車。アラパイ・トランジット・センター(乗り換えターミナル)で15番に乗る。スポルディングハウス下車。坂道を下り、ハワイ・ネイチャー・センターに徒歩約10分で到着。

※この記事は「ハワイに住む」マガジンVol.29(2017/4/15発行)の記事を元に作成しています。

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