"ハワイに住む"を叶えた人々にインタビューするこのシリーズ。
今回はプロサーファーの田嶋鉄兵さんとモデルのMIEさんご夫妻にお話を伺いました。お二人はどんなハワイライフを過ごされているのでしょう。
田嶋鉄兵(たじまてっぺい)さん
千葉県出身。1984年8月30日生まれ。プロサーファー。 2007・2008・2009WSL日本チャンピオン、2008JPSAグランドチャンピオン。
MIE(みえ)さん
田嶋さんの妻でモデルのMieさん。子育てをしながら『HEAVENLYME』(HEAVENLYME.COM)のオーナー兼デザイナーもこなすスーパーママ。
理想的なサーフィンライフとファミリーライフをくれたハワイ
はじまりはMIEさんが鉄兵さんに打ち明けた「ハワイに行きたい」のひと言
鉄兵さん:結婚する前の僕にとって、ハワイと言われて思いつくのはノースショアの波乗りのイメージだけ。住みたい場所という感覚はなく、体育会系のノリで厳しく過酷な修行の場という捉え方で、あまり楽しいイメージはありませんでした。
それが、MIEと一緒にハワイに来てワイキキ辺りに泊まってブラブラ買い物してたら「暮らすのも悪くないかなぁ」という気がしてきた。それでハワイに住もうと決めて、3ヶ月後にはハワイに移ってきました。
英語は14歳から海外遠征していたお陰でとりあえず日常生活できるレベルですし、MIEはインターナショナルスクールを出ているので二人ともこちらの生活にすんなり入れました。
鉄兵さん:当初心配していた日本食も、ニジヤマーケットやドン・キホーテがあるのでまったく困りません。子供の学校や病院も、こちらで結婚されてる日本人のお母さんからMIEが情報をもらっています。
長男がハイハイし始めた頃も、どこに行けば同じくらいの年齢の子どもたちと遊べるかなど細かく教えてもらったり、周囲の方にずいぶん助けてもらいました。ハワイで子育てをしていて感じるのは、日本よりも人が親切だということです。子供連れだと本当にみんなが優しくしてくれるんです。でも長男が保育園(Pre Schoo)に行くようになって、厳しい現実があることも発見しました。
子供の学校を通してアメリカ社会にいることを実感
MIEさん:保育園のオリエンテーリングでアメリカ社会にいることを実感しました。普段の生活は家庭の中もママ友とのコミュニケーションも日本と変わらないので、日本にいるような気がしてきます。
でも学校では全てが英語だったことで、これは結構大変かもしれないと気づかされました。英語で会話ができても、教育の仕組みの違いには戸惑うことばかり。日本の学校教育で育っている親御さんたちはかなり苦労されてると思います。
鉄兵さん:でも子供に関して言えばうちの場合のように、日本の学校教育を経験する前に連れてきて、ハワイの教育システムに抵抗なく入って行かせる方法もあると思います。
ハワイの生活は理想的
鉄兵さん:僕にしてみれば、毎日家族と一緒にいられて、ハワイの海がそこにあって、(ノースショアのサーフポイント)パイプラインでライディングできる。世界を目指す為に生活の基盤をハワイに移したことで、理想的なサーフィンライフとファミリーライフを送れていることに、本当に感謝しています。
記念日のディナーはここで「ル・ビストロ」
最後にお気に入りのハワイのレストランをご紹介していただきました。
ローカルに人気のしゃれたフレンチレストラン。オリジナリティ溢れる料理が好評です。
Le Bistro
住所:5730 Kalanianaole Hwy
ニウバレー・ショッピングセンター
ウェブサイト:http://www.lebistrohawaii.com/
※この記事は「ハワイに住む」マガジンVol.12(2013年1月)の記事を元に作成しています。