Q:アメリカの個人年金保険とは?
A:老後の暮らしに安定をもたらす資産運用手段です
年金保険は市民権やグリーンカードはもちろん、米国の労働権を持つビザやソーシャルセキュリティーナンバーをお持ちの方を対象とした年金型の保険で、保険料は契約時に一括支払いで納めるものです。
例えば45歳の時点で5万ドルを預け入れて60歳から給付金を受ける場合、60歳から死亡するまで毎年8,000ドル(月額670ドル)を終身で受け取ることができます。87歳まで生きた場合、27年間の給付総額は21万1,600ドルとなり、さらに物価の上昇に合わせて受給額が増え、長生きすればするほど多くもらえます。世界一寿命の長い日本人は最大限活用できます。
保険会社にお金を預けて運用してもらい、期間・金利・複利をうまく利用して利益を得るメソッドで低金利しかつかない銀行預金と異なり、こちらは給付額のゴールを決めて上手な資産運用プランを設計できるというもの。
現在はアメリカでも日本と同様に年金の受給年齢が上がっており、67歳にならないと満額受給が受けられません。老後の生活費はひと月約3,000ドルかかると言われています。この生活費の不足分を補填できるため、財産形成テクニック「年金保険」に注目度が集まっています。
【ご回答いただいた専門家】
大手通信会社に15年間勤務し、シリコンバレーにて新規事業の発掘業務等に従事。その後、スモールビジネス経営者等へ法人向けプランの提案等を経て、2018年ハワイ州のInsurance 110 新オフィス店長に抜擢。
Insurance 110 アラモアナオフィス
住所:1585 Kapiolani Blvd., Suite 1528
電話番号:808-892-4672(日本語OK/要予約)
メール:info@insurance110usa.com
※この記事は「ハワイに住む」マガジンVol.35(2018/10/15発行)の記事を元に作成しています。
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