GO法律事務所にてインターン中!日本の弁護士・小倉拓也先生にインタビュー

更新日 2022.12.01

現在ハワイのGO法律事務所にてインターンをしている、日本の弁護士資格を持つ小倉拓也先生にインタビュー。

小倉先生のプロフィール


小倉先生:

私は日本では都内の法律事務所に所属し、企業間の訴訟等の企業法務を中心に、個人案件にも携わってきました。ちょっとミーハーなのですが高校時代に、「HERO」というドラマが流行して(笑)、それを見て弁護士に憧れて、実際に弁護士になりました! 

日本でキャリアを積んでいたのですが、将来的には国際案件を手掛けられる弁護士を目指して、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で、外国人の弁護士向けのLL.M.(Master of Laws)に入学。今年、約9ヶ月の法学修士コースを修了しました。

アメリカでは学生ビザで学業を修了すると、OPT(Optional Practical Training)という専攻分野と関連のある職種で、企業研修やインターンを行うことができます。アメリカに留学したからには、ぜひこの機会にインターンとしてアメリカでの法律の実務を勉強したい、またハワイでインターンを経験した日本人弁護士は数少ないだろうと考えて、ハワイのGO法律事務所にアプライしたという次第です。 

インターンとしてM&Aやトラスト、遺言状の作成などに携わったり、また日本の法に照らした解釈や判例、日米での考え方の違いをこちらの先生たちと共有したりと有意義な日々を過ごしています。
 

小倉先生から見たアメリカと日本の違いと共通点

小倉先生: 

全般的な話で行けば、アメリカの方がそれぞれの法律事務所の専門性が日本よりも高いと思います。人口比で考えても、アメリカの弁護士の数は日本よりずっと多いからなのでしょうか、例えば、移民、離婚など細分化した得意分野を掲げている事務所や弁護士が多いですね。

またもう一つは、日本では行政書士や司法書士がやっているような書類作成などの業務の多くをアメリカでは弁護士が請け負っているという点ですね。それぞれの事務所で専門性を打ち出しながらも、弁護士としてカバーしている業務領域は日本よりも広いと感じています。


日本とアメリカの共通点としては、「問題になりそうだな・・・」と思ったら早めに弁護士に相談を!ということです。話がこじれてから相談されても、切れるカードが少なくなります。傷が浅いうちに相談のできる弁護士さんとのリレーションを作っておくことは、日本・アメリカ問わず重要だと思います。

 


 

小倉先生から見たハワイのビジネスの特徴とは

小倉先生: 
GO法律事務所はビジネス法やM&A関連に強いためハワイに進出したい日本人の方や、事業買収したい方などのご相談などが多いのもハワイならではと思います。

また、未だにコロナ関連のご相談も一定数あり、ハワイが受けたコロナによる影響力の大きさを改めて感じました。

小林剛先生よりコメント 

剛先生: 
当事務所としても、実はLL.M卒の方をインターンとしてお迎えしたのは初めてです。
弊社の強みは、日本のお客様のビジネス慣習を踏まえて、ハワイ進出やハワイでのビジネスの法律的なサポートができること。小倉先生をお迎えしたことにより、弊社の弁護士たちと日本とアメリカのビジネスの法慣習や商慣習の違いなど意見交換をすることができました。事務所として相乗効果があったなと感じています。 

このように常にお互いに進化していく日本・アメリカのリアルな情報をお互いにアップデートする姿勢は、お客様によりよいサービスを提供するために、当事務所としても大切にしていきたいと思っています。 

    


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