今日はアメリカに移住するためのビザコンサルティング、特に投資によるE2ビザでのアメリカ移住をサポートしているaiTWorks（アイティーワークス）の高橋さんに、さまざまなタイプの投資スタイルについてインタビューを行った。あなたに合ったE-2ビザのタイプについてぜひこの記事でチェックしていただきたい。

高橋さん:　

アメリカにおける投資家ビザの一つであるE‐2ビザは、アメリカの事業に約15~20万ドル以上の投資を行い、その会社を通じて申請を行い取得するビザです。E-2ビザはアメリカとのTreaty(条約）を結んでいる国の国籍を有する人のみが申請でき、日本もその国の一つとなっています。日本人にとっては取得しやすいビザとなっているため、アメリカ移住、ハワイ移住を考える日本人にとっては一番現実的なビザと言えるでしょう。

このE-2ビザには「投資家としてのE-2ビザ」と「マネジメントとしてのE-2ビザ」の２種類があります。私がお会いしている移住希望者の中には「投資家枠」で申請をしたいという方が多いです。 ここでよく見受けられるのが「お金さえ出せばビザが取れるだろう」、「とにかくビザだけがほしい」という考えの方ですが、これは考え方を変えていただく必要があります。

E-2ビザとはあくまで「投資家向け」のビザであり、申請する方はその会社の経営や事業成長にコミットする立場であることが前提となっています。申請の過程で、申請者の過去の経営実績や手腕を証明する必要もあります。


そうは言っても「いきなりゼロからアメリカで起業する」、「マーケットに売りに出ている事業をM&Aする」といった形での投資にリスクを感じる方も多いことでしょう。私がお会いしている方の中にも、大手企業や上場企業の幹部として管理職経験は長いけれども、ベンチャー企業経験や中小企業での事業経験がなくて不安という方がたくさんおられます。


こういった方におすすめしたい投資形態が2つあります。

一つは、すでに別の投資家がE-2ビザを取得して立ち上げたビジネスに追加投資を行い参画する形です。実際に日本の投資家がオーナーとしてハワイに進出し事業を軌道に載せた「アキハバラ・トーキョー・ストア」（アニメやキャラクターグッズショップ）への追加投資を行いE-2ビザ取得検討の方や本土でのフランチャイジー展開を行い、E-2ビザ取得検討している方が複数おります。

>>アキハバラ・トーキョー・ストアの詳細と事業立ち上げストーリーについてはこちら

オーナーは、日本やアメリカの「オタク文化」に精通している方で、今後はさらに事業を拡大していきたいと考えていました。その拡大フェーズでの幹部として、日本での管理職経験のある方を迎え入れたという形です。ご自身でゼロからビジネスを立ち上げるのは不安だが「この事業は面白い、このオーナーとなら一緒に会社を伸ばしていける」、「自分のこういうマネジメント経験をこの事業の成長に活かせる」と思えるマッチング先に投資するのであれば、イメージが付く。そういう方に向いています。


またもう一つおすすめしたい投資形態が、すでに軌道に乗っているビジネスのフランチャイジーとなるために会社を立ち上げてE-2ビザを取得する方法です。フランチャイザーと契約を結び、すでにアメリカ市場で受け入れられている商品やメニューを提供してもらい、成功した事業の横展開を行う形です。特に、日本人オーナーが成功させているビジネスであれば、トレーニングなども日本語で受けられるため英語に不安がある方も安心できるのではないでしょうか。

具体的な投資可能な案件としてはラスベガスを中心に大人気となっている日本風のパティスリー「SUZUYA」がFC展開を予定しています。ご自身がこういった飲食ビジネスに興味がおありならば、レシピやアメリカ向けマーケティングのノウハウなどを提供してもらえるため、事業を軌道に乗せるまでの時間がぐっと短縮できます。


SUZUYAのFC投資についての記事はこちら>>

いずれにしてもE-2ビザは取得して終わり、ではなくそこからスタートです。ゼロから起業するにしても、既存事業を誰かと一緒に進めていくにしても、事業をきちんと運営し成長させていくことで、ご自身のビザの更新や次の経営幹部のビザ取得へと繋がっていきます。

aiTWorksでは、マーケットに売りにでているM&A物件のご紹介、また既存事業へのマネジメント幹部としての参画の案件、またフランチャイズビジネスの案件など、その方にマッチした形での投資とE-2ビザ取得のお手伝いを行っています。 ご興味のある方はお問い合わせください。

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