ハワイで住まいを購入。自分ごのみのインテリアにしたいけれど、英語もできないし、誰に頼めばいいの?そんなときハワイでも日本語でOK、物件のリフォーム施工なども含め、全体を統括してくれるインテリアデザイナーや会社が少しずつ増えています。
インテリアデザイナーご紹介しつつ、実際のコーディネートと共に見せていただくシリーズの第2回。
第2回目は 【ESTILE INC.】 友田準さんと 【DECOMODE】関戸敦子さんによるリフォーム例です。
【ESTILE INC.】 友田準
白を基調にした清涼感のある部屋が多いハワイのコンドミニアムの中で、木を取り入れたしっとりと落ち着きを感じさせるインテリアにまとめた友田さん。北欧とイタリアを融合させたコーディネートが特徴だ。
リビングで存在感を放つのはスイス・モビメックス社製無垢材のテーブル、キャビネット、そしてクレゼンザ。スイスの職人にハワイの年間の湿度、気温を伝えた上で選んだ樹齢100年以上の良質な1本の木から削り出したものを匠の技で仕上げた。合わせ目を写真に撮ってもらい友田さんが確認、Goをだす。その過程は絵画のようであり、木目の入り方が匠の視線を表す。
塗装はせずオイルのみ。時間の移ろいとともに飴色に変わる天板。自然が持つ力と無垢材ならではの魅力を感じながら、自分のものに成長させて欲しいという主へのメッセージでもある。
私たちは任せて安心していただけるインテリアデザインサービスを‘Japanese Quality’と共に提供してます。オフィスは東京にもあり、日本での打合せも可能。お客さまの様々な要望をお伺いし、イメージを具現化していきます。このお客さまの邸宅の打合せ期間は約2ヶ月、4~5回。家具の製作から設置まで約4ヶ月でした。
1288 Ala Moana Blvd.
TEL:808-797-0812
nfo@estile.us www.estile.us
DECOMODE 関戸敦子
色味をおさえて大人のゴージャス感を演出シックなゴールドがポイント
クッションや小物にアクセントでゴールドを多用。シャンデリアもあるのに、シックで落ち着いた雰囲気なのは、「大人のゴージャス感」を演出した結果だ
家具のセレクトはハワイのみならずメインランドからも。クッション1つ、アート1つでも気に入るものをハワイ以外から調達する。すべてを自分の目で確かめて、毎回細かくオーナーに確認していく作業を欠かさない。
オーナー様の雰囲気や会話からもインテリアとの相性がわかります。今回の「大人のゴージャスモダン」というコンセプトも、オーナー様とお話しするうちに自然と決まりました。日本でモデルルームのコーディネートをし ていた経験から、細部にもこだわりながら全体のイメージをまとめるようにしています。
元々のキッチンがウッド調なので、そのバランスを崩さないように重厚なウッド色で統一したが、それ以外はあえて色味を抑えた。シックな色味にこそゴールドの派手さが際立つという工夫だ。
小物や食器1つ1つにまでこだわることで、全体の雰囲気を作り上げるのが関戸さんのやり方だ。
他にもシャビーシック調、モダンハワイアンスタイル、どんな要望にも対応してくれる。
TEL:808-398-4910
atsuko@decomodehawaii.com
www.decomodehawaii.com
ハワイで挑む インテリア第一回目はこちらからどうぞ
※この記事は「ハワイに住む」マガジン35号の同タイトル記事をもとに、再構成・掲載しています。