ハワイに「キャットカフェMOFF」を3店舗展開する矢口さんにインタビュー(モルートタックスコンサルティングがハワイ進出支援)

更新日 2024.09.20

2023年9月に日本からハワイに初進出を果たし、現在3店舗の猫カフェをハワイで展開する株式会社MOFF代表取締役の矢口宗平さんにインタビュー。

 

このインタビューは、モルート・タックス・コンサルティング社のお客様紹介のシリーズ記事としてお送りしています。 モルート社は、MOFF社のハワイ進出において会計、税務業務をサポート。それだけでなく、日本とは異なる商習慣のアドバイスなどでもMOFFのビジネスを支える存在。海外初進出となる矢口さんにとっては、会計・税務をお任せする以上にビジネスパートナーとして信頼を寄せているそうです。

 

1年以内に3店舗をオープン!日本から上陸した「キャットカフェMOFF」がハワイで急拡大!

2023年9月、ハワイ初進出を果たした「Cat Café MOFF(キャッチカフェ・モフ、以下MOFF)」は、日本で猫カフェ店舗をメインにして40店舗以上をショッピングモールや駅ビルで展開する人気のキャットカフェ・チェーン。ポップアップショップとしてインターナショナル・マーケットプレイスに1号店をオープンすると、その後2024年4月にパールリッジセンター、6月にアラモアナセンターにも店舗をオープン。現在は、オアフ島で3店舗を展開する人気カフェとなっています。

 

 

MOFFのコンセプト、海外進出のきっかけについては前回の記事で詳しくご紹介しています

 

ハワイに「猫カフェ」が出店するのはこれが初めてだそうですが、いずれの店舗も客足は順調なのだとか。店舗により客層や店作りも異なるそうで、ハワイ進出から1年経った矢口さんにその手応えを伺ってみました。

 

矢口さん:

最初にオープンしたインターナショナル・マーケットプレイスの店舗は、ワイキキの中心地ということもあって観光客がメインですが、それでも3割くらいはローカルのお客様が来てくださっています。2店舗目のパールリッジセンターがある場所は、そもそも観光客がいないエリア。ローカルのお客様が来てくれるのかわからないけれど、やってみよう!というチャレンジングな出店でしたが、ほとんどのお客様がローカルの方々です。この2店舗の間をとった形で、観光客にもローカルの方にもご利用いただいているのがアラモアナセンターのお店ですね。

当社がハワイというマーケットでどのようにビジネスを展開できるのか、そのリサーチとトライアルという意味も含めて、まずは場所、ターゲットが異なる3店舗で商況を見ていこうと思っています。

 
左からインターナショナルマーケットプレイス、パールリッジセンター、アラモアナセンターそれぞれに店舗を展開している

前回の記事でもご紹介した通り、保護猫とその譲渡を目的とした「猫カフェ」とは異なり、MOFFでは「プロに飼育、ケアされた猫との触れ合いを通じて、正しい飼い方や猫という動物の素晴らしさをお客様に伝える」というコンセプトのもと、“楽しみながら教育・啓発を促す”=「エデュテインメントビジネス」を展開しています。ハワイ進出においてもその経営理念は変わらず、むしろ日本でのビジネス展開以上に、MOFFの存在価値や意義を感じているそうです。

 
矢口宗平 社長

矢口さん:

ハワイで猫を飼おうという時、ブリーダーさんから買う、保護猫施設などから譲渡を受けるといった選択肢があると思います。初めて猫を飼う飼い主さんに対して、日本だと保護猫施設が講習会を開いていたり、飼い始めてわからないことがあれば、ペットショップに気軽に相談することもできます。でもハワイはそうした教育・情報提供の場がほとんどありません。飼育に関する体系的な知識を得られる機会もなかなかないのではないかと感じています。


正しい知識がないまま猫を飼ってしまうと当然トラブルも増えますし、野良猫の問題にも繋がっていきますので、猫を飼いたい、あるいは飼うかどうか検討中という段階でも、当社を利用していただければ経験豊富な飼育員が正しい知識をお伝えできますし、飼う前に猫と触れ合う機会を作るといったことでも、MOFFの存在意義はあるのかなと感じています。

 

MOFFでは来店するお客様とのコミュニケーションを重視し、猫と触れ合って楽しんでもらうだけでなく、正しい接し方ができているか、不適切な行動はしていないかなどもしっかりチェックして、お客様に指導、レクチャーを行うこともあるのだそう。

 

そのため、一般的な猫カフェと比べると人員が多く、お客様の相談、質問などにもしっかりと応える体制を整えているとのこと。また、ハワイの動物保護施設である「ハワイアンヒューメインソサイエティ」とも連携。お客様が実際に猫を飼いたいとなった時には、譲渡に関する情報提供や、双方を繋ぐ役割も果たしています。

 

モルート・タックス・コンサルティング社のサポート

ハワイ初進出を果たし、しかも一気に3店舗をオープン。まずはこの3店舗を軌道に乗せ、今後はアメリカ西海岸への進出も見据えているという矢口さん。そんなMOFFの店舗経営において、管理・会計業務をサポートするのがモルート・タックス・コンサルティング社です。

 

矢口さん:

今年9月でインターナショナルマーケットプレイスのポップアップから1年経ったわけですが、春にオープンした2店に関してはまだ4~5ヶ月というところで、ようやく採用・雇用関係が落ち着いて、店舗オペレーションなども整ってきたかなという段階です。日本では多店舗経営が基本でしたので、ハワイでも同様に、まだ3店舗ではありますが1店舗ごとの収支を明確にして、個々の店舗の採算面をしっかり見ていくつもりです。当然、管理部門の重要性、比重が増してくるのですが、当社はアメリカ創業当時から経理業務をモルートさんにお任せしているのでとても安心感があります。

 

ショップ経営には細かい業務がつきものですが、店舗ごとに口座を分け、経費の出どころなども明確に管理しています。日本に比べればまだまだ規模は小さいですが、私も日本とアメリカ両方のビジネスに関わる中で、専門家の方にお任せすることで管理業務の精度やスピード感も上がります。また、以前からの夢でもあったアメリカでのビジネス進出にしっかり本腰を入れて挑戦できるという点でも、大きなメリットを感じています。

 


モルート社の本社は、カリフォルニア州にあり、その他にハワイ州、ネバダ州、ワシントン州、また東京にオフィスがあります。アメリカー日本間の会計業務、税務、コンサルティング業務が必要な方はぜひモルート・タックス・コンサルティング社にご相談ください。

 

お問い合わせはこちらから!

関連キーワード

各カテゴリーのお知らせを見る

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる