【ハワイのドクターに聞きました】ハワイを観光で訪れる際に医療面で 気をつけることはありますか?

【ハワイのドクターに聞きました】ハワイを観光で訪れる際に医療面で 気をつけることはありますか?

更新日 2026.03.10

小林 恵一先生 MD, FACP 
米国内科学会認定内科専門医。東大文学部、神戸大学医学部卒業。1997年ハワイで総合クリニック「聖ルカクリニック」を開業。2018年ケアナ(患者ケア)研究賞受賞。21年、ワイキキにも開業した。神戸大学医学部臨床教授、東海大学医学部客員教授。

ハワイを観光で訪れる際に医療面で 気をつけることはありますか?

アラモアナで約30年、在住日本人の駆け込み寺のような病院を運営してきました。多くの皆様からご愛顧いただき、ありがたく思っております。米国在住の日本人の健康管理について、ワイキキに滞在されている間もサポートできればと考え、7年前にワイキキ院も開業しました。1年に10万人以上が訪れるワイキキでは、日本語で診療を受けられるクリニックが増え、日本人観光客にとってより安心できる観光地になっています。日本にいるように気軽にクリニックに相談に来ていただきたいです。

とはいうものの実は病気やケガ以外の理由でクリニックを訪れる人が増えています。例えば体調を崩して飛行機に乗り遅れたので航空会社に提出する証明書を書いてほしいとか、各種の診断書を要望されることも多いです。PCR検査も感染していない証明書の発行が業務でしたから、その意味ではクリニックの需要は変わらないのかもしれません。

それと、これも最近の傾向ですが、例えば夜、眠れないという相談にいらしたとします。家庭内や社会的な問題を抱えているせいかもしれませんが、生活習慣に問題がある場合も多いのです。そういう場合にはまず、基本的な問診をしっかり行い、必要なら専門医につなげる。その橋渡しの役目としてカウンセラーの存在が大きくなります。当クリニックには常時2名のカウンセラーが勤務しており、じっくり分析するため1時間単位で診療にあたっています。カウンセラーの需要は今後、確実に高まっていくはずです。

もう一つ、ハワイで意外にかかりやすいのが熱中症です。とくに冬季に開催されるホノルルマラソンなどは要注意。冬に適応した身体のままハワイの直射日光を浴びると、体温調節のメカニズムが狂ってしまうのです。日本の夏以上に、ハワイでは水分補給など熱中症対策を徹底されてください。ほかにもクラゲに刺されたり、不意なケガなど外科的な治療も多いです。

普段、我々のような内科医は患者の症状に合わせて専門医を紹介するのが仕事ですが、観光の現場では時間が足りません。小さな手術や切開縫合などはその場で施術することもあります。当クリニックの医師は誰もがそれだけの技量を持っています。安心してお任せください。

観光で来られる皆様は、海外旅行者保険の加入を忘れないでください。海外旅行保険があれば、現地での支払いもありませんし、100%カバーされます。最近多いクレジットカード付帯保険は、それぞれコンディションが異なり、建て替え払いをお願いすることがあります。旅行中には大きな負担となりますので、保険の加入はくれぐれも忘れないようにしてほしいと思います。

新約聖書に登場するルカの名を冠した「聖ルカクリニック」は、患者に寄り添い安心していただくのが本望。何でもご相談ください。

聖ルカクリニック
ワイキキショッピングプラザ2階 
TEL 808-773-7097 
休み:日曜

アラモアナビル20階 
TEL 808-945-3719 
休み:日曜
www.st-lukesclinic.com
 

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