表千家同門会ハワイ支部が設立70周年の記念行事を開催 戦後80年の節目にハワイから世界へ平和への祈りを発信 

表千家同門会ハワイ支部が設立70周年の記念行事を開催 戦後80年の節目にハワイから世界へ平和への祈りを発信 

更新日 2026.08.10

2026年6月27日と28日、表千家同門会ハワイ支部(支部⻑:平田梨花)は、戦後80年ならびに支部設立70周年を記念し、「伝統を尊重し、平和を育み、未来を形作る」をテーマに、二日間にわたって記念行事を開催した。

終戦の地・戦艦ミズーリ号で平和への祈り

2026年6月27日には、真珠湾に係留されている戦艦ミズーリ記念館艦上で、表千家家元による「戦後80年 戦没者慰霊・世界平和祈念献茶式」が執り行われた。

献茶式の会場となったこの戦艦ミズーリ号は、1945年に第二次世界大戦の終戦文書調印式が行われた歴史的な場所である。

戦後80年という節目に、表千家家元がこの場所で献茶を奉仕し、戦没者の御霊を慰めるとともに、恒久平和への願いを世界へ発信した。

家元による献花
表千家同門会ハワイ 支部⻑平田梨花氏による献花
茶道が大切に受け継いできた「一期一会」の精神のもと、かつて戦火の舞台となった場所を、和解や友情、そして文化交流の象徴として未来へつないでいこうという願いが込められた献茶式となった。
ミズーリ上での献茶式

海外で最初の表千家同門会支部として歩んだ70年

表千家同門会ハワイ支部は1956年に設立され、日本国外では最初の同門会支部として70年にわたり活動を続けてきた。

茶道を通じた日本文化の普及や人材育成、地域社会との文化交流を積み重ね、ハワイにおける日米交流の架け橋として大きな役割を果たしてきた。
 

これまでにも1963年にはパンチボール国立墓地、2000年には戦艦ミズーリ号、2015年には本派本願寺ハワイ別院において、歴代家元による平和祈念献茶が行われている。

今回、戦後80年という歴史的な節目に再び戦艦ミズーリ号で献茶が執り行われたことは、表千家が長年大切に受け継いできた平和への願いを、改めて国内外へ発信する意義深い機会となった。

ハワイ日本文化センターで70周年記念茶会も開催

翌6月28日には、ハワイ日本文化センター内の茶室「星光庵」と在ホノルル日本国総領事館公邸において、表千家同門会ハワイ支部設立70周年記念茶会が開催された。

日本や北米、ハワイ各地から多くの茶人や来賓が集まり、支部設立70年の歩みを振り返るとともに、次世代への継承とさらなる文化交流への思いを新たにした。
 

在外公館長表彰を受賞

記念行事に先立つ6月26日には、表千家同門会ハワイ支部が令和8年度在外公館長表彰を受賞した。

70年以上にわたり、公開茶会や教育活動などを通じて日本文化の普及に努め、ハワイ地域社会における日本文化の紹介と日米両国の相互理解・友好親善に貢献してきたことが高く評価されたものである。
 

ハワイ州知事が「表千家同門会ハワイ支部70周年記念日」を宣言

同じく6月26日には、ハワイ州ジョシュ・グリーン知事が、2026年6月28日を「表千家同門会ハワイ支部創設立70周年記念日(Omotesenke Domonkai Hawaii 70th Anniversary Day)」とする州知事宣言を発表した。

宣言では、表千家が受け継ぐ「和・敬・清・寂」の精神のもと、長年にわたり地域社会へ日本文化を伝え、人々の相互理解と友好親善に貢献してきた功績が称えられている。

茶道を通じて未来へつなぐ文化交流

戦後80年という歴史的な節目に開催された今回の記念行事は、戦没者への慰霊と世界平和への祈りを捧げるとともに、日本文化を次世代へ継承し、日米友好をさらに深める機会となった。

表千家同門会ハワイ 支部⻑平田梨花氏:

「戦後 80 年という節目に、終戦の地・戦艦ミズーリ号で平和への祈りを捧げることができました。茶道を通じて受け継がれてきた『和・敬・清・寂』の心を未来へ伝え、文化交流を 通じて平和な社会づくりに貢献してまいります。」

お問い合わせ

表千家同門会ハワイ支部
70 周年記念行事実行委員会
Email: contact@omotesenke-hawaii.com
Website: https://omotesenke-hawaii.com

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