ハワイの不動産エージェント・中川 ケネスさん(コールドウェルバンカー社)にインタビュー
ハワイでコンドミニアムや不動産の購入プロセスの第一歩となるのは、実績や評判、キャリアなどの面で、パートナーとして信頼おける不動産エージェントを見つけること。今日は、中川 ケネスさん(コールドウェルバンカー社所属)に、ハワイ不動産エージェントとしてのキャリアやお仕事ぶりなどをインタビューした。
【プロフィール】中川 ケネス(RA) コールドウェルバンカー
日本では貿易会社を経営。ハワイ移住後は地元銀行・セントラルパシフィックバンクにて、インターナショナルプライベートバンカーとして活躍。その後、コンサルティング会社および不動産リアルターとして独立。不動産、保険、金融商品などの提供を通じ、お客様のハワイでの資産管理、運用をサポート。お客様に損をさせない、長期視点でのお付き合いを大切にしている。
日本では貿易会社を経営。ハワイ移住後は地元銀行・セントラルパシフィックバンクにて、インターナショナルプライベートバンカーとして活躍。その後、コンサルティング会社および不動産リアルターとして独立。不動産、保険、金融商品などの提供を通じ、お客様のハワイでの資産管理、運用をサポート。お客様に損をさせない、長期視点でのお付き合いを大切にしている。
長期視点でお客様の大切な資産をお守りしたいことが独立へ。
編集部:今までのキャリアについて、教えて下さい。
日本では貿易会社の経営をしていましたが、父親が日系2世でしたので、両親のハワイ移住をきっかけに私も移住しました。その後、セントラルパシフィックバンク(CPB)に勤務。インターナショナルプライベートバンカーとして、日本の中小企業〜上場企業まで、お客様の希望にあう資産のポートフォリオを組みハワイでの資産管理、運用のサポートに長年携わりました。また、移住やビジネス進出の相談も受け、弁護士、会計士など専門家の紹介等もする中で、金融・法律に関連する事もたくさん学びました。それらの仕事を通じて必要を感じ生命保険や不動産のライセンスも在職中に取得。銀行退職後は、お客様のハワイでの資産管理・運用サポートを総合的に提供したく、ビジネスコンサルティング会社を立ち上げ、同時に不動産売買も扱うようになりました。
全てはお客様へサービスの提供価値を高めるため。
編集部: 所属されている会社について教えてください。
銀行でのキャリアを活かして、単なる不動産の購入だけなく、相続対策や生命保険、ビジネス進出など、各専門家とチームを組み、お客様の目的にあう様々なサービスの提供が可能です。
例えば、ご子息に物件を相続したい、またアメリカで資産運用したいなどの目的に合わせて、ご提案をさせて頂いております。全体像からみて、資産分散、不動産、保険、他金融商品など組合せた、最適なスキームを組みます。
不動産関しても売るだけではなく、コンサルテーションを大事にしながら失敗のないスキームをご提案し、長期的なお付き合いを重要視しています。
現在、所属している不動産会社は全米の中でもITを駆使した新しい時代の不動産会社で、あるゆるものがシステム管理されているため安心、かつ不動産取引プロセスのスピードも格段に速いです。そのスピードそのもののが、お客様へのサービス・価値だと思います。
損をさせない不動産選びと資産運用を大切に提案しております。
編集部:どのようなお客様が多いですか?またよく取り扱う物件はどのような物件でしょうか
多くのお客様はただ、別荘を所有したいというよりは、将来的な視点を持ち、その先に目的がある方が多いですね。今、保有されている資産を今後、どのようにしたいかを考えている人がほとんどです。購入の目的は、それぞれですが、別荘利用、完全な投資、不動産取得における減価償却、将来子供に残す相続のためという感じですね。
全体の6割程度はコンドミニアム、残りは一軒家やケアホーム等で、エリアはホノルル全域におよびます。また、デトロイトに不動産を所有されているお客様の売却もお手伝いした経験もあります。現在の所属不動産会社は全米で9万人以上の不動産エージェントが所属しており、そのネットワークを最大限活用しての売却も可能です。いずれにしても、お客様に損をさせない不動産選びを大切にご提案しています。
お客様の要望は様々。多種多様な不動産取引がおもしろい。
編集部:印象に残るもしくは苦労した不動産取引について聞かせてください。
ケアホームを2軒売却した時の取引が印象的ですね。(1軒はモアナルア地域、1軒はカネオヘ地域)元々はオーナー様が投資のために購入されていた物件で入居者がいなくなった機会に売却を依頼されました。1つは敷地が4,000㎡以上で8ベッドルームのケアホームでした。その敷地内にはコイが養殖されているという、特殊な物件でした。ケアホームの売却は、一般的にケアホームをやりたい人でないと選びにくい物件で売却の難易度が高く、さらにコイの養殖がついてくるような物件でしたので、買い手を探しにはかなりの苦労をしました。 自身の様々なネットワークも駆使しながら、2年越しでようやく、買い手を見つけることができました。海洋生物の専門獣医で自身の研究にも活かせるとの事。 特殊な物件の為、買い手との交渉も通常以上に様々あり、苦労の連続ではありましたが、なかなか出来ない貴重な経験でした。結果的には購入した時は高く売却ができ、オーナー様にも満足いただきました。
いかがだったでしょう。長いお付き合いを大事に、とことんお客様に寄り添い、理想の住まい探しに向き合う。コンドミニアム、一軒家、タウンハウスなど豊富な売買経験を持ち、人の気持ち大事にするベテラントップエージェント。