「ハワイ勢が1位2位を独占!」こんな見出しが日本の新聞を飾ったのは昨年7月こと。日本の女子プロゴルファーの登竜門 「LPGAプロプロテスト」で20アンダー、19アンダーとダントツの成績で一発合格を果たしたハワイ出身の2人、1位のエイミー・コガと2位のケーシー・コモト。日本ゴルフ界の話題をさらったケーシー・コモトに話を聞くことができた。
【ケーシー・コモト】
1995年ハワイ生 まれの日系4世。プナホウスクール、 ノースウェスタン大学卒業。ゴルフ好き のお父さんの影響で7歳からゴルフを始め、高校ではハワイ州選手権でチーム優勝、大学ではゴルフ部で全米選手 権団体優勝した。ドライバーの平均飛 距離は240ヤード。初のプロテスト受験で合格(2018年)。
1995年ハワイ生 まれの日系4世。プナホウスクール、 ノースウェスタン大学卒業。ゴルフ好き のお父さんの影響で7歳からゴルフを始め、高校ではハワイ州選手権でチーム優勝、大学ではゴルフ部で全米選手 権団体優勝した。ドライバーの平均飛 距離は240ヤード。初のプロテスト受験で合格(2018年)。
昔からの友人であるエイミー・コガ と共に1位、2位でプロテストを通過できた時は、正直びっくり。上位20位 まで通過するテストだったので、途中で通過は確信していましたが、まさかワンツーフィニッシュとは。2人で抱き合って喜びました。日本のプロテストを受けたのは、やっぱり自身が日系アメリカ人であることが大きいです。
幼い頃から日本文化や日本の食事に慣れ親しんできましたし、海外でプレイするなら日本と決めていました。それに、子どもの頃に憧れていたプレイヤーは宮里藍さんでした。彼女の笑顔とスーパープレイをいつもテレビで観ていましたし、ハワイの大会でも観戦しました。藍さんは「強くて優しいプロゴルファー」ですね。私も彼女のように多くのファンを楽しませるゴルファーになりたいとずっと思っていました。
ゴルフ好きのお父さんの影響で、7歳からゴルフを始めました。それまでサッカーやバレエなど色々していたんすが、何だかゴルフは性に合っていたみたい。練習すればするほど自分に成果が返ってくる正直なスポーツだと思いました。勝負は結果がすべて。1打1打が真剣勝負のゴルフの世界にどんどんハマっていきました。高校から はゴルフ部に所属。ゴルフで色々な場所に遠征できるのも楽しかった。
夢中に取り組んだおかげでハワイ州のトーナメントではチーム優勝し、スカラシップで大学に進学もできました。大学の卒業が迫り迷ったのですが、日本でプレイすることに決めました。 日本の芝はアメリカと違いますし、慣れ るまでは大変ですが、狭いコースの多い ました。それに、日本では私のようなストレートヒッターには有利だと思いました。一緒に合格したエイミーとは年齢も同じ。趣味も同じくハイキング」ですし、とっても仲が 良いんですよ。でもエイミーは日本語が堪能。私も大学で学びましたが、もっかの課題は日本で通訳なしで話せるように日本語を練習することです。ゴルフの練習と共に取り組んでいきます(笑)もちろん、私も日本でプレイするからにはトップになりたいです。憧れですが、宮里藍さんみたいにね(笑)。日本の皆さん、これからよろしくお願いいたします!
※この記事は「ハワイに住む」マガジンVol.36(2018/10/15発行)の記事を元に作成しています。