ハワイ州知事、またホノルル市のコールドウェル市長は、Safer-at-home Order(外出禁止令)を6月30日まで延長すると発表。14日間の、ハワイ州への自己隔離義務も6月30日まで継続となった。引き続き、新しい感染者数は低く抑えられているが、島内経済や観光業の再開を急げば、感染の第二波、第三波が避けられないとして、外出命令の延長を決定。
一方で、ハワイ州内経済再開はすこしずつ前進している。
まず5月15日からはオアフ島でも、リテールビジネスやショッピングモールが再開する。また、ホノルル市内の公園でのテニスやヨガなど1対1でのソーシャルディスタンスを守っての活動や、ドライブスルー式の宗教活動なども許可された。
そして、コードウェル市長は、イゲ知事に対して、6月5日からのレストラン店内飲食の再開、またビーチの再開について要請をしたと、会見で発表した。
6月5日のレストランでの店内飲食の再開については、さらに早めてほしいというハワイレストラン協会からの要望もあるが、コールドウェル氏は慎重な姿勢を崩さない。
また、いまだに再開のめどが立っていないビューティサロン、理美容室などの業種はアポイントメント制で適切なプロテクションを行って安全に運営ができるのにという声が多く上がっている。