ハワイ州当局は、2020年の終わりまでにハワイの空港に顔画像技術を導入し、発熱している状態で到着する乗客の識別精度を上げ、ハワイ州内のコミュニティでのCOVID-19の感染防止のためのスクリーニングを強化する計画について発表した。
現在133か所の空港ゲートに設置された体温関知モニターはスタッフによってチェックされているが、この負担を増やさずに、モニター精度を上げるための取り組みとのこと。
現在華氏100.4度(摂氏38度)以上の体温の人はゲートで止められて、任意で救急隊員などのスタッフにより2次チェックを受けている。
新しい顔認識システムでは、発熱している人の情報が中央管理システムに送られ、別の空港やゲートでの2次スクリーニングにも利用可能になるという。導入は2020年12月末を予定している。