オアフ島、8月27日から2週間、再度全面的なロックダウンへ逆戻り

オアフ島、8月27日から2週間、再度全面的なロックダウンへ逆戻り

更新日 2020.08.26

ホノルル市のコールドウェル市長は、オアフ島全域で8月27日12:01amから9月9日までの2週間、全面的なロックダウンに戻すことを発表した。これは3月21日から行われていたStay-at-home, work-from-home order (外出禁止・自宅勤務命令)とほぼ同内容となり、5ヶ月前の状態に逆戻りさせることとなる。

これはオアフ島の新型コロナ感染者数が増加、入院者数の増加による医療機関の受け入れ限界が近づいていることなどが理由であるとしている。


 

この命令の内容としては
・エッセンシャルワーク(食品店、医療、チャイルドケア、シニアケア、教育、建設、水道、交通、輸送、宗教など)は引き続き継続できるが、それ以外の業務(小売店、理美容やネイル、マッサージ、ジムなど)は営業停止。レストランは店内飲食は禁止となり、持ち帰りとデリバリーのみの営業とする。

・食料品の買い出しや医薬品や薬の入手、医療を受けるための外出などの必要なサービスのための外出はOK。
・基本は自宅勤務。
 

また、これに伴い、ホノルル市は12日間で60,000回という大量のテストを住民に対して実施する予定。症状がなくても、受診が可能とのこと。またコンタクトトレーサーの補充も急ぐとしている。

この命令に先立って、8月20日からは、Act Now Honolulu Order(外出規制)が発令されており、すでにビーチや公園での活動禁止、また5人以上での集まり、レストランでの店内飲食は5人までなどの規制がスタートしていた。

そこから、たった1週間しか経っておらずその結果が出る前に、さらに厳しいロックダウンに戻した判断に、オアフ島のビジネス界からは不満の声も大きい。

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