シンガポール航空グループのLCC(格安航空会社)のスクートは、2019年6月をもって大阪・関西空港〜ホノルル・ダニエル・K・イノウエ国際空港間の路線を終了することを、現地時間11月22日に発表した。
同路線は2017年12月19日に週4便で就航。スクートとして初の米国就航路線であり、また関西〜ホノルル路線のLCC参入の2社目として就航時には注目を集めた。
スクートは今回の路線廃止の理由として、需要の低迷、同路線の競争の激化、シンガポール航空グループ内の路線統合と廃止をあげている。
今後、同社は2019年6月以降の同路線の購入済航空券の払い戻しや他のサービスへの振替を行う。
現在、関西〜ホノルル間はスクート以外に日本航空、ハワイアン航空、デルタ航空、エアアジアXが運行している。